2008年4月30日水曜日

クラウドコンピューティングって何だろうって聞かれたら

以前にもこのブログでクラウドについて書いたが、古い頭ではしっくりこないところが多分にある。

「一言で言うと・・・何?」 と聞かれて
うーん、「Webサービスの切り貼りができること。一つのWebサービスが簡単に壊れない安心して使えるものかな。」と答えてしまう。
でも、雲は触れられないのにクラウド・コンピューティングはブラウザで触れられるのが違うかな。ここに比喩として違和感がある気がする。

一般的な感覚として、クラスターや遠地分散など説明しても無意味だからね。

知らない人には要素技術が沢山ありすぎて、雲を掴む話にしか聞こえないとも言えるかな。

どうして雲はできるのと聞かれて答えられるのは常識だが、いろんな雲の種類と発生条件など説明はなかなかできる人はいない。
自分は雲にそれほど興味は無いが、写真が好きなので以前に子供に「空の色と光の図鑑」を勝手上げたら妻に笑われた。この本は自然界の光の現象を開設した書籍だ。
ウイキペディアで「雲」が検索できるから拘る必要もないしね。
# オフライン版の日本語ウイキペディアが某雑誌のおまけで付いているのを本屋でみかけた。

そういえば、MSがクラウド・コンピューティング用プラットフォームを作ると言っているがちょっと眼が点だ。既に遅いのではないだろうか・・・
グーグルのApp Engineを含む検索などの全システムやAmazonのElastic Computing Cloud(EC2)に追いつくのだろうか?


以前に書いたクラウドについての電脳網潜水の記事はこれ:
クラウド・コンピューティング(cloud computing)【2回目】
クラウドコンピューティング(Cloud Computing)
Linuxの進化とアンドロイドとクラウドまで

OSの進化と技術の継承

今日は、個人的な視点でのOSの歴史とその技術が受け継がれてきた流れをメモしておこう。

1960年 MITにてMULTICSが開発(複数ユーザーのタイムシェアリングが可能となった)
ここからバッチ処理からタイムシャアリングによる同時利用が可能な時代となった。
言語は、PL/IでFORTRAN+COBOLの合体言語だった。
# 私は類似の言語のPL/Hで仕事をしたがCOBOLが苦手でFORTAN形式で書いてばかりいたかな。

重いOSから軽く動作するOSを求めてUNIXとC言語が開発された。
1973年にAT&Tベル研究所でUNIXが開発された。
UNIXのネーミングがMULTICSとポリシーが異なることを明示している。
ケン・トンプソンとデニス・リッチーがUNIXとC言語を開発した。彼らのC言語の教科書が日本語でも発売されていた。
このUNIXがOSの教材として広まっていった。

1975年以降にUCバークレー大学院のビル・ジョイがPascal言語やライエディタex、スクリーンエディタのviを開発し、ビル・ジョイがバグFIXしたに等しいUNIX Ver.7が有名だ。ビルジョイはexやviをバンドルしたUNIXをBSD(Berkeley Software Distribution)として配布しオープンソースコミュニティを作った。このことに関するビル・ジョイの興味深いコメントがある。

1978年にベル研究所が、32ビット化したUNIX 32Vをリリース
1979年に、その32Vをベースにビル・ジョイが仮想記憶を実装し利用できるようにした。
そして全て32ビット化した3BSDを配布した。

ARPAが3BSDにTCP/IPの実装のためにバークレー校と契約し、ビル・ジョイが中心的にCSRGという組織が作られたた。
1980年に、強化改良された4BSDが配布された。
1982年にTCP/IPを組み込んだ4.1aBSDができた。
スタンフォード大学でアンディ・ベクトルシャイムが設計したEthernet(1980年にIEEE標準になった)が使えるUNIXマシンを開発。
TCP/IPを実装した4.2BSDが主流となる。

この後に、AT&Tの方針転換からUNIXは商用OSとして非オープンになっていった。

1984年にSunがNFSを発表。通信プロトコルはC言語で実装したRPC。
同じ頃に、Emacsを開発したStallmanはMITを退職し、GNUプロジェクトを開始。
GNUの歴史もググれる。 GNUの歴史は「Think GNU -プロジェクトGNU日記とソフトウェアの憂鬱」を見て欲しい。

1984年にMIT(マサチューセッツ工科大学)でX Window Systemが開発された、X11R1は1987年にリリースされている。

1989年、UNIX SystemVと4.3BSD、SunOSを統合したUNIXのSVR4が完成。
UNIXのソースコードは自由に見れなくなった時代だった。
BSDもAT&Tの契約が無いと駄目だった。
OSFとの争いでOSFは結局は統一UNIXを挫折し、SunはNeWSウインドウを断念した。
あまり政治的な技術とプロパライタリーな技術は受け入れられないという教訓かもしれない・・・

1985年にMach OSのSupercomputer Workbench Project が始まった。
# このプロジェクトで解決しようとした問題は、モノリシック系のOSでも時間が解決した。
# Windows NT以降でサブシステムからマイクロカーネルに機能が移るたびにどちらがいいのか考えさせられたものだ。GNU Hurdも成功しなかった。
# 唯一成功したMach OSベースのOSはMac OS Xだ。NEXTSTEPはブームを作ったOSと言える。
# Mach3.0を日本で配布したらMIPSに移植した人がいたのを覚えている。

1987年に、アンドリュー・タネンバウム教授が、OSの教育用に執筆した著書「Operating Systems: Design and Implementation」用の例として開発したUNIX風のMINIXオペレーティングシステムがその後に注目をあびた。 MINIXは、UNIXのソースコードが自由に見れなくなったため必然的に誕生したOSだ。
# 自分も日本語版で勉強した。そしてPC98への移植記事に影響されて、ノートPCである98ノートで動かなかったので移植を決意した。ビル・ジョイへの憧れも多分にあったかな。

そのMINIXを開発環境としてLinuxが1991年に誕生した。
ブームになったのは、0.95か0.96あたりだったように覚えている。
1992年にLinux 0.96が出て利用者1000人とWiKiに書いてある・・・
そして、GNUソフトウェアとLinuxをパッケージにしたディストリビューションが始まる。
最近は、むやみやたらとLinuxをもてはやす傾向にあるが、先人の知恵と貢献が無ければ生まれなかったはずだ。NFSやX11 Window Systemなど先にオープンソースとしてあったからこと成立したOSに過ぎない。また、インテルやIBMなどの大手がエンタープライズ化したLinuxカーネルやファイルシステムを提供したのも貢献が大きい。組み込み分野ではリアルタイム・カーネル化されたLinuxを実装した方々がいたのも大きな貢献だった。

日本でも、
1992年10月にSuperASCIIで386BSD/Linux/Mach3.0の特集記事が出た。
OSの勉強をする方々が増えた時代だ。

先人のオープンソースの貢献が無ければ、OSの進化はどんなだったろうかと時々考えることがある。

MS-DOSはCP/Mの物まねだが、ローダブル・モジュールは素晴らしい発想だった。
そのローダブル・モジュールの発想は、SunOS/Solarisにも実装され、Linuxで真似され実装された。

Mac はスターの真似だったかな。
Mac OSとWindowsは多くの人にWindowアプリを(実質的に)普及させた。
しかし、もうWindowsは肥大化して収拾が付かない感じがする。
なぜVistaはなかなか普及しないのかな。

OSは、肥大化による混沌とシンプル化による衰退と誕生を繰り返して進化してきている。
一度、混沌としたものは、生まれ変わるしかないのかもしれない。

2007年のGoogle Androidの発表は、携帯電話用OSの行き詰まりを解決するものではないか自分は受け止めた。
そして、Linuxを整理するタイミングのようにも思えた。
だから、このブログを開設し、「興味のあるターゲットとOSのマッピング 」など以前の記事に少しずつ書いた。
そろそろ、一旦、絞ったOS環境を用意する必要があるのではないかと思うのだが。

ベンダー固有の技術は、その企業が無くなると一緒に消えてしまうが、オープンソースと標準化された技術は生き残る可能性が高い。将来に渡りOS環境を安心して使うにはオープンソース化と標準化が重要だと思う。

2008年4月29日火曜日

キンドル

アマゾンのキンドルが米国で人気だそうだ。紙のように見やすいとの評判だ。
採用されている液晶は、E-Inkの電子ペーパーだ。

電子ペーパー(液晶)と綺麗な文字フォント、そしてフォント表示のジャギーなどをスムーズに処理する技術が見易さにつながる。
基本的にビデオで見やすい発光型のディスプレイは眼が疲れる。紙と同じ方向を狙うなら反射型のほうが見やすいと思う。それは紙が反射光で見えるものだから。

私は、Google Androidで新聞や雑誌、小説を読みたい派だが、アプリやビデオ中心なら綺麗な液晶を選ぶのだろう。でもググる人は文字情報が中心ではないかなと思うのだが、メーカーはどのような液晶を選ぶのだろうか・・・

個人的にはモリサワのフォントが好きだ。でもPDFへの組み込みは許可してなかったかと思うので、IPAフォントがさらに綺麗になるように切望する。

絶対彼氏という番組

アンドロイドをモチーフにした番組「絶対彼氏」が始まった。キューティーハニーとは逆パターンだ。
男性で女性型フィギュアに熱を入れるひとは見かけるが、女性はどうなのだろうか?
はたして成立するパターンなのか疑問に思う。

2008年4月28日月曜日

ケータイでのワンセグ予約録画の不便なところ

ケータイ電話でワンセグTVの予約録画を何度かやってとっても不便だと思うのは、番組表から予約が出来ないことと、録画ファイルが増えてくるとどれが何の番組だったがわからなくなることだ。

だから、録画したファイルの管理できるソフトが必要だと思う。いつ放送された番組タイトルとサムネイル表示による一覧が見れることだ。サムネイルは、WhiteBrowserみたいなツールが便利だ。VALHELL AV Manager というものもある。

現状のケータイ電話での録画したものを見る環境はとってもプアーだ。その原因は、独自環境なので専用にアプリ開発しないといけないことと、メモリ空間が少ないためにこんなことになる。
例えばJava環境一つとっても、JavaME環境は、JavaSEアプリの移植を困難にする制限だったりもする。便利になり、開発コストを下げるにはやはり共通環境でないと難しいのではないだろうか。

シンビアンOSのシェアの展望とLinuxとWindows

「携帯電話向けOS市場、Symbianの王座は2009年まで」、米調査 という記事があった。

確かに自分もLinuxケータイを使っているし、周囲でもWindows Mobileのスマートフォン利用者を見かける。
アプリを作る側に立ってみれば、楽に開発したいしいろんな市場でビジネスしたいだろうと思う。
だから、「興味のあるターゲットとOSのマッピング 」という記事を書いた。

個人的には、C/C++やJava、C#アプリをGoogle Androidで動かしたいと思っている。
その中には、「LeXAdES長期署名ライブラリ」のようなものもある。これは現状ではWindows XPで動くライブラリだ。
Monoの開発が進んでいてLinux上で動かす事例が増えている。楽に開発することを考えれば移植性の良さは重要だ。アプリが進化するには過去の資産を有効活用するのは良い手段のはずだ。

確かに言語プラットフォームを進化させて開発しやすくするのも良い方法だ。しかし新たな勉強も必要になる。それを否定しているわけではない。単に楽をしたいだけだ。

暗号技術の世界にも「2010年問題」――

【RSA Conference】暗号技術の世界にも「2010年問題」――専門家が現状を解説」で日本の政府推奨暗号アルゴリズムの移行計画の説明が出ている。
しかし、まだまだOS側のサポートができていない。特にWindows系OSのSHA-2対応など貧弱だ。
だから、アンドロイドは米国NISTの方針に従ってすくなくともRSA2048~4096ビット対応とSHA-2の実装はしてほしい。SHA-2は512まで対応が必要だ。

今後、携帯電話での決済/署名処理をするのであればRSA2048bit+SHA-256程度の処理は必須だ。特に政府でアンドロイドを使うためには政府推奨暗号リストに従う必要がある。
対応ができなければ採用はされないだけだ。

Google Androidの用途と応用(個人的視点)

アンドロイドは、スマートフォンや携帯電話がターゲットのOSだ。公開されてからPDAのシャープZaurusや無線LAN方式の携帯電話などで動いている。(無線LANケータイは、携帯電話の格好をしたPDAみたいなものだ。)
もちろん本当のスマートフォンや携帯電話にも移植されて動作しているようだ。
実機で動かす場合、結局はLinuxだから、ディストリビューション・パッケージとしてのバイナリの作り方次第でなんでも移植可能だと思う。だからソースコードが公開されるのが楽しみだ。
個人的にはARMとIntel Atomで動かしたいと思っている。

おおまかに見れば、CPUの違いこそあれ、UMPCもPDA、PND、スマートフォン、携帯電話もその他もあまり変わらないと思う。搭載されているデバイスが異なるくらいだろうか。
実際これらの機器でLinuxは既に動いている。
やればなんだって動くだろう。

個人的には、ゲーム機もホームコンピュータも同じOS系で統一されるほうがアプリを作りやすいし、既存の豊富なアプリを移植するのも楽なで良いと思っている。
きっと企業で開発している方々も開発者の集約をするためにも良いのではないだろうか。

2008年4月26日土曜日

興味のあるターゲットとOSのマッピング

Linuxはいろいろと使ってきた。その中で自分が注目しているLinux環境を図に描いてみた。
ざっとこんな感じだ。エンベデッドからクラスタサーバまでが対象となっている。以前の「お進めなLinux環境(アンドロイドにもお勧め?) 」、「PDA用のLinuxパッケージ 」、「画像処理にクラスタ・システム 」という記事にも考えを書いた。できればSLAX的な発想でパッケージ構成を考えて統合パッケージ化できるといいなーと漠然と思っている。さてどうしようか・・・自分じゃサポートなんてできないからグーグルさんがやってくれると嬉しいなと思ったりもする。ほとんど私の妄想レベルなので勝手な考えに過ぎない話だ。

Google Androidの日本語IME環境につてい

Android Zaurusはてな館の「2008-04-25 Android Developer交流会 10:47」のブログ記事で、「懸案の日本語IMEは、フレームワークをGoogleで作ってる最中」とコメントがあった。

私も以前、「みんなで育てよう日本語入力(Social IME) 」を書いたが、AndroidのデフォルトとIMEとしては、ATOKの搭載を期待する。その理由は日本語の専門辞書の整備がなされているからだ。例えば、医療辞書は電子カルテのアプリケーションで必須だからだ。

今後、Androidの各種実装については注目していく予定だ。

2008年4月25日金曜日

吉村氏のR-BLUE

久々にどうしているかなとググったらR-BLUEのビデオが公開されていた。
Super Machine R-BLUEサイト」もあった。

2002年に撮影したロボットmorphの写真 」は覚えているかな?

ソフトバンクと他のキャリアの比較

基地局4万6000局達成の裏に苦労あり!孫社長を支えるソフトバンクモバイル宮川潤一CTO」の記事は重要なことが書いてある。
それは、データ通信定額を提供するとパンクするということ。

日本で、全国のバックボーンを持っているのはNTTグループとKDDIがほとんどだ。他は誤差みたいなものではないだろうか。
以前、「KDDIのループ状の海底ケーブル 」などを書いているのでこちらも見て欲しい。

もしAndroidでデータ定額をやるとPCとほぼ同等のトラフィックになるはず。
そうすると、ドコモとKDDIのように全国や海外への太い回線を持つキャリアしか対応できない。
どうやらソフトバンクはできないみたいだ。

ヒューマノイドロボット「ブラックオックス」

とうとう、ヴィストンよりブラックオックスが発売された。

鉄人28号とセットで遊べるのがなんともいえない。

この先が楽しみだ。

リアルなロボットハンド

ちょっと見ただけでは本物の手にしか見えないロボットハンドがある。
実現したのは、スキューズ株式会社だ。

デモ・ムービーもあるので見るといいかも。

日本の技術は死んでいない。

2008年4月24日木曜日

Google Japan Blog: Google Developer Day 2008 Japan 開催決定

6/10横浜 Google Japan Blog: Google Developer Day 2008 Japan 開催決定

4/24 第6回Googleデベロッパー交流会(Androidソースコードの公開タイミング)

今日、「第6回Googleデベロッパー交流会」があったそうだ。
自分は、仕事が無関係なので行けなかった・・・残念。

この交流会で、ソースコードは最初の端末が販売された後にオープンになると判明したそうだ。
その件は、ここを参照のこと。

Android情報-ブリリアントサービス追記に「OHA参加メンバーになればソースコードは参照可能とのこと。」とある。

早く、ソースコードを覗きたい・・・

欧州の旅客機内でケータイが利用可能になる

旅客機内でケータイが利用可能になる欧州。日本での実現は?」によると「4月7日に欧州委員会(The European Commission)が、2008年中に欧州連合(EU)エリア内を飛行する旅客機の中でケータイを利用できるようにすると発表した。通信方式は世界標準ともなっているGSM方式(1800MHz)で、機内に省電力の基地局を設け、衛星通信経由で地上と結ぶ。要するに日頃使用しているケータイがそのまま機内で、自分の電話番号のまま利用可能となるのだ。」とある。

まあ、電磁波の強さにも関係すると思うが、利用範囲が拡大すればよりPC的な利用が広がると思う。

何でもできるPCは誰もが何でもできるわけではない。誰もがいつでも何処でも使えるスマートフォンが欲しい。
病院では無線LANがOKなのでIP内線電話機能が欲しい。

理想的なケータイ像(理想の携帯)

私の考える理想的な携帯電話のスペックは以下だ。

OS: Google Android (+ATOK漢字変換)
筐体デザイン: EM・ONEα(ただし通話機能は必須)
キーボード: UNIX配列キーボード、10キーはタッチパネルの表示で対応
防水機能: 3~10気圧防水
使用温度範囲: +50度 ~ -30度
液晶: シャープのスキャナ機能搭載の液晶 3.5インチ/4.1インチ の2モデル、もしくは、E-Ink等のカラー電子ペーパー
搭載センサー: GPS,6軸加速度センサー、電子コンパス、接近センサー、アンビエント・ライトセンサー、温度・湿度センサーなど
内臓時計: 電波時計(マルチバンド5対応)及びGPS時計、NTPHTTPタイムによるUTCとの時刻同期機能付き (世界時計機能有り)
ストレージ: 8GB~32GB SDメモリ
カメラ機能: 3倍ズーム付き600万画素(ストロボ付き)
テレビ機能: ニュースはYouTube、映画などはIPTV
プッシュ型メール: iモードメール(プロトコルや絵文字を含めてISO化が必須)
写メール: MMS
ICカード機能: FeliCa、TPM/Mobile Trusted Module (MTM)
通信方式: W-CDMA/HSDPA、GSM/EDGE、無線LAN,WiMAX、LTE、ZigBee PRO、RFIDリーダ
SIM: ロック無し
待ちうけ画面: 時計デザイン表示などのGoogleガジェット類

希望としては、世界各国で使えるスマートフォンという設定。

ちなみに電子署名には、TPM/MTMで生成するローカルのRFC3161タイムスタンプ付きのXAdES-X-Long長期署名対応。RSA2048bit+SHA256を採用

標準文書ファイルフォーマットは、ODF(ISO 26300)PDF(ISO 32000)など。
今後は、カラー電子ペーパーによる文書ファイルの利用が楽しみだ。

参考情報:
 結果発表:ITmedia読者の「理想の携帯」とは?
 

NTTドコモ、iモードなど独自機能をOSから分離

NTTドコモが端末ソフトの設計を大幅見直し,iモードなど独自機能を分離」によると国内外のケータイ・メーカーが相互に進出できるようにするためiモードを分離するようだ。
対象は、Linux OSのLiMoとシンビアンOS。おそらく、Androidもそのうち出るのかも・・・

この話題は、既に
新たな海外iモード対応端末ラインナップの展開について -S60搭載のノキア端末でのiモード利用が可能に- <2007年9月25日>
「当面ノキアが製造・供給する端末に搭載が可能となっており、すでにブルガリアのGLOBUL(グロブル)社が3機種のiモード利用が可能なノキア製端末の販売開始を発表しています。今後、順次海外オペレータによる販売が期待されます。」とあり、既に動いていたビジネスのようだ。

日本通信が携帯IP電話を今年夏から開始

ケータイPC化サービス開始」の触れ込みで日本通信が動いた。

携帯でIP電話,日本通信がドコモ網使い今夏にサービス開始」の記事によると「Windows MobileやSymbian OSを使ったスマートフォンを想定。将来は,米グーグルなどが開発を進める携帯電話プラットフォーム「Android」対応端末など,幅広い機器で利用できるようにする」とある。
また「将来は,無線LANやWiMAXなど,通話中に通信経路を変更しても音声が途切れることなく利用し続けられるサービスも視野に入れる。同サービスは,2009年4月以降の開始となる。」ともある。

日本通信の2008年4月21日「携帯IP電話サービスの提供についてのお知らせ」リリース文

つまり、NTTドコモのW-CDMAに接続できる Google Android搭載の携帯電話が早ければ今年夏に出てくるということになる。そして、W-CDMA、無線LAN、WiMAXの電波状況に応じて自動切換えサービスも提供するということになる。きっとシャープ製かな?
記事には、iPhoneの名前が無いので日本では当分出ないのかな・・・GSMだし。

素晴らしい!
さあ、ウイルコムさんD4の次はどうする? 私ははVista欲しくないよ。だからアンドロイドを応援している。サービスパックを更新し続けてストレージ容量を圧迫したり、段々と遅くなるWindowsは勘弁してほしい。

2008年4月23日水曜日

GUIの進化による仮想ペーパー化の実装

とうとう、108つの煩悩の数とこのブログの投稿の数が一緒になった・・・

PDF、ODF、OOXMLがISO標準となり将来に渡り文書ファイルの互換性が取れるようになってきた。
以前は、電子文書ファイルを残していても将来開ける保証がどこにもなかった。
しかし、国際標準となれば将来に渡り何らかの方法できっと開けるだろう。
少なくともPDFやODFはオープンソースのアプリケーションが存在するので安心できる。
それらの電子ファイルフォーマットをディスプレイ上で紙のような操作をするにはRIAによるアプリケーションが主流になるのかもしれない。
Silverlight、AIR/Flash、JavaFXなどにはページターン機能があり、本や紙冊子的なページめくりのプログラミングができる。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/05/07/silverlight/
http://www.oreillynet.com/pub/a/javascript/2004/09/03/flashhacks.html
http://learnjavafx.typepad.com/weblog/2008/01/turn-the-page-u.html


ページターン(PageTurn)といえばこのサイトがとっても面白い。お楽しみあれ。
http://www.pageturn.net/


そういえばちょっと前にも類似の記述をしていた・・・
2008年4月10日 デジタルを紙と同じに扱うにはどうするのかという提案

紙と電子の融合: ページめくり(Page Turn)

iPhoneのGUIの操作は直感的で人気が出ている。
しかし、PCのGUIはまだまだ使い難いので、PC自体にもGoogle Androidを搭載して紙を扱うようなGUIを実現したいと思ったりする。

例えば、PDFのビューワーソフトやワープロ、ファイリングソフト、Nuxeoのような文書管理システムなどが紙のような操作性を持ったら使いやすいのではないだろうかと思う。

以下に良い事例を紹介する。
ページめくり機能
デジブック ページめくり機能
ページめくりは検索である
めくり”効果で幅広い普及を狙うFlipBook
ページめくりシステム「Paratto」
「高齢者向けインタフェース提案『ページめくりPC』」牛山達郎

Adobe Acrobatの見開き機能について

通常、本は表紙があり中にページが続いているが、Adobe Acrobatの見開き機能は表紙とその次のページからセットから開いてしまう。
その為、印刷したものと見開きのページ組み合わせが異なってしまい見難い。電子ペーパーをうたうのだから改善してほしいものだ。

2008年4月22日火曜日

4月21日に XAdES長期署名ライブラリがオープンソース公開

日本製のXAdES長期署名ライブラリがオープンソースで公開された。
ラングエッジ社の商用ライブラリが非商用用途のためにOSS公開されたものだ。
これは、ECOMの長期署名2007年互換性検証に合格したものだ。
ラングエッジは小さな会社だが、今後も何かやってくれそうな予感がする。研究機関の方々はソースが公開されているので安心して研究に利用できるのではないだろうか。

これは、GNU DigiDocOpenXAdES.org)に続いて世界で2番目のオープンソース公開だ。
# DigiDocのベンダーSK社のページもある。

このようにオープンな長期署名ライブラリがあれば、PDF、ODF,OOXMLなどの電子文書ファイルにXAdES-X-Longで押印のような電子署名を付与することにより失効情報が非公開になった将来も署名検証ができることになる。

日本の電子署名法と暗号関係の動向は以下に既に書いた。
電子署名法の動向
解読不可能なCAB(Crypto Alarm Basic:仮称)暗号方式について
長期署名と「真偽を確定する論理」

海の中でナビゲーション

昔、某ダイビング時計の企画開発の友人と水中のナビゲーションについて語ったことがあった。
その時はGPSだけが頼りでジャイロも大きかったのでGPS電波を受信できない水中は無理だねと諦めた。
でも、今はどうか?
今だったら、海辺の陸上でGPSで位置を測位して、水中は電子コンパスと6軸の加速度センサーで可能だと思う。各種センサーも小型化され防水のPNDが作れるはず。
全て既知の考え方でできるものに過ぎない。

問題は、地図だろう。海底の地図はGoogleマップでは提供はしてくれないよね・・・
衛星からの赤外線などのセンシングした地図があるといいのだけどね。
地球を丸々スキャニングしないと駄目かな・・・壮大な妄想だね。

携帯電話とロボットと自動車、カーナビなどの共通点

この電脳網潜水ブログでは、当初よりGoogle Androidをテーマとする携帯電話やスマートフォンの記事と、ロボット関係の記事、そして自動車の記事、カーナビ/PNDの記事が混在していて何故と思う読者もいるかと思う。
そこで、今日はちょっと説明しておこうかな。

実は非常に似ているものだから。各種センサーを制御し利用するという点では同じだ。
ただしリアルタイム性は、ロボットと自動車(オートバイ含む)に必要な要素。
逆にスマートフォンやカーナビ/PNDはそこまでリアルタイム性はいらないかな。あってもいいかな。

この2通りのものの違いは能動的か受動的かの違いかなと思う。

ロボットや自動車は路面の摩擦係数などの変化に即座に反応して動きを制御する必要があるようにリアルタイムに能動的な処理が必要だ。

スマートフォンやPND等のカーナビは、多少の遅れはOK.

しかし、自動車の中枢コンピュータとしてのカーナビはちょっと趣旨が異なるのでリアルタイム性はいるのかなと思う。その辺は専門でないので思うというところだ。

フィジカルコンピューティングと+GAINER

デザインウェーブマガジン5月号の特集はとっても勉強になるが、似たような内容の書籍も紹介しておく。
それは、「+GAINER―PHYSICAL COMPUTING WITH GAINER 」という本だ。最初、ファッション誌Gainer かと思った・・・

この+GAINERは、オープンソースのハードウェアとソフトウェアだ。URLは、http://gainer.cc/
電子コンパスやら、加速度センサー、GPSなど各種センサーの勉強になる。

フィジカルコンピューティングの代表は、任天堂のWiiのリモコンだ。
4月3日のこのブログ記事や、3月26日のMotus社のDarwinコントローラー のこのブログ記事などもそうかな。

ARMプロセッサ・モジュールが本の付録に付いた!

今日は度肝を抜かれた!
それは、ARM Cortex-M3プロセッサ基盤が雑誌Design Wave Magazine 5月号に付録として付いていたからだ。CD-ROMでソフトまで付いていた。
部品の実装されていない基盤だけが付録で付いていた雑誌はCQ系雑誌でもあったので驚かないがCPUがおまけってのはビックリした。

2,480円の雑誌にCPUが付くということは、大判振る舞いだ。本がとっても安くみえた。
このボードは秋葉原で買うといくらだろうか?
ザウルス・ユーザーとしてはARMはとっても嬉しい。

ところでインテルはAtomのボードをおまけに付けないかな・・・しないだろうな。
アトムCPUでアトムを作る気はあるのかな・・・ちょっと気になっているのだ。

自分としては、PCでインテルx86系CPUに慣れていて、ザウルスでARMに慣れてしまい、2つのアーキテクチャを覚えるだけで精一杯だ。残念ながらSPARCやSHなどサル脳な自分には覚えられない・・・
昔は4種類ぐらいは仕事で勉強はしたが、おじさん化してからは2つが限界かな。

2008年4月21日月曜日

ATR脳情報研究所の脳制御ロボット「i-1 “アイワン”」

求人広告の話題を朝書いたが、これでは意味不明だろうということなので、i-1 “アイワン”を紹介する。
簡単なHPの割りに重たいのが気になるページだ。さすが研究機関の作るホームページだなという気がするが、世間にPRし認知してもらうにはもっとHP制作にも力を入れて欲しい。
ATR脳情報研究所は、認知神経科学研究室ATR CNS 脳情報研究所があるようだ。一般的に見るには研究所の体制と関係性が少々分かりにくい。

ここでは、研究所のフォトギャラリー(2007)の研究を研究プランのように人間の手や足や眼を置き換えるような研究をしているようだ。正に攻殻機動隊の世界だ。日本は脳に電極を差すのが受け入れにくいようなので間接的な接続を好むようだ。攻殻機動隊の中では首筋に電極を差すシーンがあるが防水の観点でも間接的なほうがいいのかなと私は思う。海に潜るのが好きな私としては、潜ったら沈んでしまって浮上できないボディでは嫌だ。生身の自分の体でもプールでは浮かべなくて、ちょうど水面と底の中間で浮力が取れる自分の体のおかげでプールがとっても嫌いなのだ。だから子供の頃から海で泳いでばかりいた。海は浮力があり浮いていられるからだ。

話を戻すが、「i-1の眼」と以前にブログの記事にしたホンダのアシモの眼の写真を見比べると楽しいかもしれない。i-1 は眼が4個あるらしい。主の眼の横に確かに小さい眼のカメラがある・・・
この片眼が人間に移植されたらキモイかも・・・生理的に人は受け入れがたい感じがする。
人間はやはり保守的な生き物かなと思うのだが。

ATR脳情報研究所,計算脳イメージング研究室(CBI)研究員員募集中

この2つの研究所では研究員を募集中である。
ブレイン・ネットワーク・インターフェースによるヒューマノイドの研究だ。

動物の脳が全てのモーターを駆動できるようになるのかは疑問だが、モーションのセットを動かすのはできるのかな・・・

2008年4月20日日曜日

サッカーの遠征試合とモバイル通信&GPS

昨日は、早朝から夜まで子供達と一緒にバスでサッカーの遠征試合だった。
そのためブログを書くのは忘れていた。趣旨の異なるブログなら写真撮影して掲載したいと思ったかもしれないね。

携帯電話は、高速道路でも電話は出来るし、iモード・メールも使える。色々と便利だね。
家に残った家族と連絡を取るには、今や携帯電話は必須だ。
試合会場についたら周囲には店が殆ど無くて公衆電話は携帯電話に駆逐されてしまってもちろん無い。昔は公衆電話ボックスがその辺に見かけたものだが、もはや探しても存在を期待できない。

試合会場で気が付いたのだが、早朝に急いで出てきたのでビデオカメラもデジカメも忘れてしまった・・・(T_T)
仕方がないから携帯電話のカメラで試合前の様子を撮影。
試合を撮影しようとしたが、無理だと気づいて断念。まず望遠撮影が出来ない。ただでさえ遅いシャッターなので撮影範囲のフレームから被写体の子供は通りすぎてしまい風景しか写らない。
位置を予測して撮影してもブレてしまってまったく駄目だった。

一部の機種を除いて携帯電話での撮影は仕事でホワイトボードの写しを取るのに便利だが、本当のカメラの代わりにはならない。
せっかく18倍ズームレンズのカメラ買ったのに・・・忘れたのは自分が悪い・・・

帰りのバスで、隣に座っているパパさんがGPSケータイでカーナビ見せてくれた。驚いたのは車中なのにGPS電波を受信できることだ、地図はちょっと簡素な感じだがまあ必要十分な程度だった。画面が小さいので見難いのが難点だった。できるだけ大きな画面が欲しいと思った。
定額制の通信じゃないとナビの地図を見るのは恐ろしい。
加速度センサーやジャイロを装備していない携帯電話はGPS電波を受信できない場所では役に立たなかった。初期のカーナビを見ているようだ。それはPNDも似たようなものだね。

今回はバス一台だったけど、各自の車に乗り合いでいく場合もある。その場合は、お互いのGPS位置を把握できるグループ連携機能があるといいな。一台一台の走行ペースが違うし皆がカーナビを持っているとは限らないから。

隣のパパさん、メールはまったく打たない・・・。奥さんへの連絡は全て通話による電話。私は一応10キーでメールを打った。
# 何年も前は妹にメールを打てと強要されストレスだったが、今ではちゃんと打てる・・・
# でもやっぱりフルキーボードがいい。
# うちのジージはフルキーボードも使えない・・・
# 皆が入力できるデバイスになれば色んなサービスの収益がUPするはず。
# まだまだ開発者視点のデバイスにすぎない。

携帯電話でいろいろできるのは便利だとあらためて認識した一日だった。

2008年4月18日金曜日

海洋科学技術センターと「海のモルモット」

若いころ、某ダイビング協会の理事の紹介で横須賀の海洋科学技術センター(JAMSTEC)へ見学に行った。
理事から紹介された研究員にセンター内部をあちこち案内して頂いた。
室内プールにはプール内部の水の中を掃除するお掃除ロボットがあったかと覚えている。
外には潜水艇があったかな。記憶が遠い。
鮮明に覚えているのは、オレンジ色だったかドライスーツを着た職員ダイバーが大勢上がってきて
脱ぎ始めたことだった。
その装備を使ってみたくて見ていた私に女性職員が寄ってきて言った一言は・・・
「ここで働くのは止めたほうが良いわよ。海のモルモットになるだけよ。」と忠告された・・・
せっかく楽しく最先端のセンター設備や装備など見学してワクワクしていたのに冷水を掛けられたみたいだった。
そのせいかせっかく見た先端設備の記憶が欠落してしまっている。。。

本当の海に深く深く潜ろうとした若いときの自分は、これで挫折して電脳のネットに潜る方向に向かってしまったのかもしれない。

その後、ヨット・クラブに入ったり、10人から30人ぐらいでダイビングしたりと相変わらず体育系的な活動もやっていた。今では、ヨットは完全に止めてスキーを主にやっている。

デバイスチップのバグとOSの移植の大変さ

ARM CPUコア「Orion 88F5182」のバグ発見のニュースを見て思い出したことがある。
何かというと昔のPCに搭載のチップはバグだらけだったということ・・・

その一つの話としては、昔のPC98ノート互換のEPSONノートで経験したことを話す。
MINIXを98ノートに移植して締め切りまで後3日残し、さてようやく開放されると思っていたらEPSONからその3日でEPSONノートにも移植するように無理な依頼が入った。おかげで3日間徹夜をするはめになった。
先方はすぐに動くだろうと思っていたみたいだ。それだけ互換性に自信があったらしい。
しかしEPSONのあるNEC互換チップでMINIXの98用ドライバーは動かなかった。
いろいろ試みてドライバーを改造したがまったく駄目だった。この時ばかりはマイクロカーネルとカーネル内部のスレッドから受け取るパラメータの不一致性には疲れてしまった。
これは、HW互換性に問題があると見た私は、「EPSONにこれは非互換だから動かない。
ソースあげるから試してみてよ。」と渡した。数日連絡無しだった。連絡を受けて改造されたドライバーを見て驚いた理解不能なスパゲッティ・プログラムが追加されていた。
これは何かと問うたらオシロスコープで見たところタイミングが異なるのが問題だったそうだ・・・
タイミング??? そんなの色々試したよってね。相手は口を割らない。
どうみたって何か変だった。まあいいや、疲れてどうでもよかったからそのドライバーソースを組み込み
コンパイルしてソースとバイナリを納品した覚えがある。

大分後で、その貸しに対する見返りは、商用OSであるPANIXのPC98用X11ドライバーソースの京大マイコンクラブへの提供だった。
どうせ撤退するOSなので交渉したのだ。

MINIXは、アンドリュー・タネンバウム教授の開発した教育向けのマイクロカーネル型のOSで
カーネル内部はマルチスレッドで動いていた。

産業技術総合研究所のg新部裕氏、ARM CPUコア「Orion 88F5182」のバグを発見


産業技術総合研究所のg新部裕氏が、マーベル社「Orion 88F5182」のARM CPUコアのバグを発見したそうだ。

g新部氏の発表資料によると「かなり特定の条件で発現するバグなので、システムとして考えるとものすごく稀れにしか起きません。」と発表している。

このOrion Media Vault SoC (88F5182 - CPU: ARM)は、KUROBOX/Proで使われているそうだ。

システムがバグ回避・対応すれば問題は無い程度のようだ。

みんなで育てよう日本語入力(Social IME)

グーグルの辞書機能にちょっとがっかりしたので、「Social IME ~ みんなで育てる日本語入力 ~」を紹介して一言述べたい。

グーグルは世界の情報を集めるのだから、各国の辞書もちゃんと整備して欲しい。
そして、漢字圏の国の場合は、入力のFEPやIMEで変換できること、意味を調べられることができるようにしてほしい。

どうしてかというと、日本人などアジアの国々はタイプライター文化が無いためキーボード入力が下手だから。そしてコンピュータを使い紙の辞書を使わないと頭が動かなくなり意味を間違えて文字を使ってしまうこともあるから。Windowsの変換で意味が出てくるものもあるが多くは意味表示が無い。。。。
だから、Google Androidを出すのだから、「Social IME」みたいなものをサービスとして起用して提供してほしい。ただし、オフラインでも使えないと駄目。

そして、変換はその国の言葉だけでなく、他国後への変換機能も欲しい。
さらに、医療分野では電子カルテでの入力を軽減するために医療専門辞書を用意して欲しい。
もちろん他の分野の専門辞書も必要だ。ATOKの専門辞書を採用するのも方法の一つだと思う。
徳島大学病院による「医療辞書 for ATOK」の事例もある。

Google health を日本で実施するのであれば、素人が医療専門用語を入力するのがストレスになる。
だから専門用語の辞書が必須だと思う。

期待している。

グーグルが英和・和英辞典になる? 本当???

Googleを英和・和英辞典として使う」によれば、define:(調べたい単語) と入力することにより調べられると書いてあった。

試しに、「define:(潜水)」と打ってみたが・・・日本語の登録は何もなく中国語の登録が2件出てきた。
れっきとした日本語だし、「dive」とか「diving」など出てこないとね。
逆に「define:(dive)」もしくは「define:(diving)」と打っても日本語の登録はまったく無く、英語の情報しか出てこない・・・・・絶句。
もちろん「電脳」なんてまったく駄目だった。
「網」は、中国語の登録が「関連用語: 局域網 萬維網 子網 網域控制器 以太網 網關 無線區域網路 區域網路 網域名稱系統 廣域網」と沢山出てくるが、日本語はまったく無し!

これでは実用にならないですよー。>グーグル・ジャパンさん・・・
ヤフーは日本市場に力を入れているが、グーグルがまだ力を入れてない現実が露呈してしまう。

検索エンジンと日本語OCRの問題

Googleは著作権の切れた書籍のスキャニングによる電子化を行っている。

日本の国立国会図書館、大学の図書館なども直接スキャニングやマイクロフィルム経由によるスキャニングによる電子化を行っている。

日本語の場合、問題がある。縦書き、横書き、左右どちからの書き出しかによる記述方法が時代や書き方によって違うためだ。また、使用された漢字のデザインが時代毎に異なるのと、特に近年はJISによる度重なる漢字コードの変更に伴う参考とされる書体デザイン変更がありOCRするには非常に厳しい状況にある。

Googleがこの問題を解決できたら非常にすばらしい偉業になるだろう。

写真の中やスキャニングした画像データとしての文書の中の日本語の文字を正確にORCできればテキストファイルの中身を検索するように文字検索が可能になる。
そうすれば、講演の写真の出席者名も検索対象にできる。そうなれば、情報の関係性を網羅でき核心を知ることに一歩近づくのではないだろうか。

最近のグーグル・アンドロイド

このところ、Google Android のニュースが無い。
ニュースが無いということはPRする必要が無いということかな。
ということは、ドコモはアンドロイドを採用し、実装中と考えてもよさそうだ。
デバイス・ドライバは今までのLinuxケータイのものも使えるだろうけど、iモードの移植手術が難航するだろう。機械的にはポーティングは出来ないから・・・
コンバートしてくれるソフトが欲しくなるだろう。でも無いからコツコツと黙々と移植するしかない。
頑張ってください。

ソフトバンクがもしiPhone採用なら、KDDIさんはどうするのだろうか?

KCP+とかAPIなどでアプリを囲い込もうとしてもビジネスでペイできるとふめば移植されてしまうのがオチだ。時間がかかるのはかかるが、逆に他所から移っても来にくい。
どうせなら、アンドロイドにしてNTTドコモ&KDDIで海外に進出を頑張って欲しいと思う。
日本のマーケットだけではHWはもう天井に来ているみたいだ。
沢山、HWが売れないとデバイス・チップも沢山出ないからコストダウンに響くはず。国際競争力を得るには世界市場に通用するものでないと。

例えば、EM・ONEαにGSM音声通話など搭載して海外で販売したら人気がでるのではないだろうか。
日本のHWは優秀だ。絶対に人気が出ると思う。しかしOSは海外製のほうが買って貰える。

欧米は日本のOSは認めない。

NTTドコモのLTEサービス(スーパー3G)

4月10日にドコモがLTEを発表した。WiMAXにぶっつけるようだ。
ウイルコムの次世代PHSと3つどもえで楽しくなりそうだ。
ある程度の速度が確保できれば定額の安いサービスがいいかな。
どうせ高画質なビデオは望んでないもの。

気になるのは電磁波の影響かな。病院で使用が許されないと無線LANなど併用が必要になる。

欧州の飛行機で携帯電話が空の上でOKになるという報道もあるので、今後が楽しみだ。

昔の情報収集方法

会社でcomp.os.xxxxx とか見ていた時代だった。出版社の担当も海外の情報はニュース・グループから取っていた。メーリング・リストもいくつか参加していたかな。
よく海外のFTPサイトを渡り歩き、そこに置かれている文書を読みあさり、引用されているものを抜き出し、またその引用元を探し出し、自分でリストを作成していった。暇なときは何かに使えそうな情報はメモとして集めた。当時、役に立ったFTPサイトがKDDラボのFTPサイトだった。日本のお寒い(ほぼ空っぽだった)大学や企業のFTPサイトとことなり、いろいろと収集された文書やオープンソースが置かれていた。海外には、大学のサイトが充実していて、有名な大学のサイトを5-8サイトぐらい回れば自分で整理して満足できるほど情報があった。
その習慣は今でもいくらか残っている。FTPサイトからWebやブログに変わっただけだ。
集めた情報は整理、分類して持っている。もちろん興味のあるものだけだ。
すぐに興味が無くとも後で役立ちそうな情報はランク付けして記録していった。

沢山情報が集まると、ふと何かに気づく。そう情報の関係性にだ。キーワードだけでなく、ポリシーが同じだったり、感覚的に類似だったりと何かあるものだ。例えば誰かが誰かの意見に感化されると似てくる。見た目だけ分析しても本質は見えてこない。本質を探るにはダイブしないとわからない。
深くダイブしないと、何かを見落とす。分かった気になって、思い込むことになる。けっこう失敗したな。
だから深くダイブし深層を探るのが楽しくなったのかもしれない。


過去に自分のホームページ書き、このブログを書いて思うのは、以前に副業で雑誌記事を書いていた時ほど時間が無くて、伝えたいことをなかなか執筆できないことだ。雑誌記事のようが伝えやすいかもしれない。
今後は少し時間をかけてネタを調理したいと思っている。

2008年4月17日木曜日

解読不可能なCAB(Crypto Alarm Basic:仮称)暗号方式について

東京理科大学理工学部長 量子生命情報研究センター長の大矢雅則博士が新暗号「CAB方式」(Crypto Alarm Basic:仮称)を提唱している。
現在、携帯電話端末のBluetooth通信でCAB方式暗号の実装を終えているとのこと。

すごいものだ。本当に解読不能なら、量子コンピュータが実用化されても大丈夫なのだろうか・・・

大矢先生の話では、まだ通信の暗号だけのようなので、電子署名やタイムスタンプに活用できるのかどうかは不明だ。

この記事で大矢先生のコメントで注目したいポイントは、「 RSA暗号では現在、一般的には1024~2048ビットの鍵が用いられており、用途によっては十分な安全性がある。例えばRSAセキュリティ社自身が1991年から継続して行っていた暗号破りコンテストでは2005年に663ビットの鍵が破られているが、これには80台のOpteronサーバ(2.2GHz)を使い、3カ月が費やしたという。RSA暗号で最も広く使われている1024ビットの鍵(10進数で309桁の素数)については10万ドル(約1000万円)の賞金が掛けられていたが、誰も素因数分解に成功していない。
 1000万円では見合わないのだろう。しかし、数億円なら見合うかもしれない。2003年に2人の研究者が発表した理論上の専用解読器「TWIRL」を数億円かけて実際に製作すれば、1024ビットの鍵も解読できるかもしれない。このことから現在、RSA暗号では鍵は少なくとも2048ビット以上が望ましいとする暗号研究者がいる。
 RSAセキュリティは2007年になって、この解読コンテストを終了させている。それは、解読コストが十分大きければ、必要な暗号強度は確保できるという社会的な認知が得られたからだという。」
というところだ。

といことは、パソコンで簡単に偽造できる印鑑・印影より、電子署名ははるかに安心できるのではないだろうか。
でも、そんなことをしたら法律的に犯罪者になるだけだ。

経済産業省「医療情報受託ガイドライン」が公開されていた

経済産業省では、厚生労働省の「厚生労働省:医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第3版」に対応した個人情報保護の観点から「医療情報受託ガイドライン」を公開した。
プライバシーマークISMS認定の取得が必要となっている。これは日本情報処理開発協会(JIPDEC)が管轄している。
(ちなみにJIPDECのESAC電子署名・認定センターは、電子署名法に基づく認定を管轄している。ただし医療関係者の電子署名は、HPKIが通常要求される。hcRoleという保健医療福祉分野の属性が付く。)

ここに公開されている「医療情報を受託管理する情報処理事業者向けガイドライン 平成20年3月」がその本体だ。概要は「医療情報受託ガイドラインの策定について」が一緒に掲載されている。

日本の医療情報の取扱には、これらガイドラインが法律と同等として扱われる。

2008年4月16日水曜日

マイクロソフト「HealthVault(ヘルス・ボールト)」が日本進出か?


2008年3月18日の国際CIO学会春季(第3回)研究大会・講演会マイクロソフトの大井川取締役オラクルの役員 モーリー氏が出席していた。
マイクロソフトの大井川取締役は、「HealthVault(ヘルス・ボールト)」と検索エンジンの連動モデルを話した。
どうやら日本でのサービスを考えているようだ。実際、山本先生の以前の資料「JAHIS講演会(山本先生)掲載版080130」の
医療情報学の将来とJAHISへの期待」にもマイクロソフトHealthVaultが紹介されている。
Google healthは掲載されていない・・・
医療関係では、東京大学の准教授の山本先生もこのパネリストの一人として一緒に出ている。

2007年3月の国際CIO講演会」では、グーグル・ジャパンの村上社長がパネリストとして出ていた。
このときの風景は「2007年3月23日春季研究発表大会・講演会 写真」に掲載されている。

マイクロソフト: 個人的な健康(ビデオ)の未来」がとても面白い、以前紹介したSunのビデオ並みに面白い。
このビデオを見ると Google Health はマイクロソフトに遅れを取っているかもしれないと思ってしまう。

グーグルも Google Android を活用して、もっと先進的なサービスを我々に提供して欲しい。

NECの新モデルの Lui RN 及び Lui RP はCPUが非公開?

NECのLui RN/RPの仕様には、プロセッサーの仕様が何も書いていない!

普通書いてあるものだが、インテルへの配慮だろうか?
もしかして、搭載CPUは、ARMマルチコアなのだろうか・・・勘違いか?

過去にこんな記事もあった。
ARMがNECと狙う、マルチプロセッサによる“惑星支配”
ARM社のブラウン氏は「この惑星のすべてのデジタルデバイスにARMプロセッサを搭載したい」と壮大な「夢」を持っているので今後が楽しみだ。

厚生労働省の医療関係ガイドラインが公開

医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第3版(平成20年3月)
が公開された。

Google Healthを日本で実施するにはこのガイドラインへの対応が必要だ。
HL7 CDA規格などは同じだが、余分にやらないといけないのが日本の医療システムの制度だ。

これを読むのは大変だが、頑張って実現してほしいものだ。

Googleの文字解析の問題みたいだ・・・

この「電脳網潜水」は、「電脳」で検索ができないし、その関係キーワードに「電脳網」や「電脳網潜水」は出て来ない。「電脳盤」も出てこない。

Google Web検索で出てくる「電脳」関連キーワードはこれだけだ。
関連検索: 電脳コイル, 高速電脳, 電脳売王, アキハバラ電脳組, 電脳空間, 電脳あいたん, 電脳工場, 電脳書房, 電脳会議, 電脳超合金タチコマ

ということは、「電脳網潜水」を「電脳」+「」+「潜水」という単語にGoogle内部のデータベースは分割できていないことになる。
電脳網」や「電脳網潜水」ではちゃんと検索できている。

つまり、Googleの苦手な処理を発見したということかな。

まあ、でも「電脳」=「コンピュータ」や「網」=「ネットワークコンピュータネットワーク」は中国語で、「潜水」は日本語だから仕方の無いことかもしれない。

それでは対策はどうするのかというと、流行語辞書を検索エンジンが持っているだろうから、流行った言葉を自動的に収集して辞書登録すれば良いかと思う。これは言語処理なのできっと大変だろうな。

日本でFEP開発していた人は沢山いたけど、今は何をしているのだろうか・・・
Googleはそういう人をヘッドハンティングしないのだろうか?

PS.自分はFEPの経験はありません。XIMPのデバッグぐらいしかやってませんので、言語解析はできません。それに日本語も英語も中国語も全部下手だから・・・

2008年4月15日火曜日

電子辞書の弊害

紙の辞書の学習効果」という南堂ブログに、電子辞書には、難点がある。一覧性がなく該当の単語や漢字だけを検索して他を見ないことだというようなことが書かれている。(ちょっと表現を変えた)

自分もそう思う。電子も紙とできるだけ同じような様式で見て使えるほうが良いと考えている。

今後も紙と電子の融合はテーマの一つとしていこう。

WILLCOM D4はちょっと大きい?

ウィルコム、インテルAtom搭載のウルトラモバイルPC を発表---D4」の記事にある写真を見るとなんだか大きい。タッチパネルとペンが使えるのは嬉しい。なんだかHTC Shiftみたいなデザインだ。

病院の電子カルテを動かすプラットフォームとしては良さそうなサイズかもしれない。
しかしザウルス・ユーザーにとってみたら、胸ポケットに入りそうも無さそうな大きさだ。

D4を電話として使ったら、一昔前の大きな移動電話みたいな雰囲気になってしまいそうだ。
もっと薄ければ印象はきっと違うのだろう。
以外に、EM・ONEαが良く見えてきた。

オープンソースの電子カルテ

今、日本の病院や診療所はとても経営が苦しいようだ。

だから医師会はORCAプロジェクトをやっているということらしい。そのプロジェクトにおいて電子カルテはOpenDolphinが指定されている。ORCAはオープンソースだ。他には4月10日に書いた「日本医師会ORCAシステムのOLTPモニタ MONTSUQI 」がある。

日本国内のEHRは以下がある。
1)OpenDolphin
  http://www.digital-globe.co.jp/
  http://www.seagaia.org/sg2004/manuscript/minagawa.html
  http://www.itx-corp.co.jp/jp/news/2004/pdf/20040105.pdf
2)iClinic for Win/Mac on FileMaker
  http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/business/se112819.html
  http://rd.vector.co.jp/soft/mac/business/se092273.html

海外のEHRは沢山ある。他にもあるが掲載しない。
1)openEHR
  http://www.openehr.org/home.html
  openEHR研究会 (翻訳サイト)
  http://www.openehr.jp/
2)OpenMRS
  http://openmrs.org/wiki/OpenMRS
  http://sourceforge.net/projects/openemr/
  OpenMRS at Google TechTalks(YouTube)
  http://healthinformaticsblog.com/2008/04/08/openmrs-at-google-techtalks/
  OpenMRS is in Google Summer of Code 2008 Projects
  http://openmrs.org/wiki/Projects#Google_Summer_of_Code_2008_Projects
3)openEMR
  http://www.openemr.net/
4)CottageMed EMR on FileMaker
  http://www.cottagemed.org/
  http://sourceforge.net/projects/cottagemed/

おまけ)厚生労働省通知文
  http://www.hospital.or.jp/mhlw/mhlw_index.html

中国の地図をググろう

最近、テレビの話題は中国だ。
でも、日本のグーグルMAPから中国の市街地マップはちゃんとみれない。
Googleマップ「ditu.google.com」を開いてから「北京」「上海」「大連」とキーワードを入力すると市街地の地図が出る。

ニュースを見たら地図で確認して、中国をできるだけ理解してみよう。

SunとGoogleのちがい

ミック・インクペン作の「あおいふうせん」という絵本がある。
ここに出てくる青い風船はSunとしたら、絵本の最後に出てくる虹色の風船はGoogleみたいだ。
この風船はすごいのだ。絶対に割れない!
Sunも壊れずに今日まできた。グーグルは情報爆発と共にどんどん膨らんでいる。

SunはハードウェアメーカーでもありOSやJavaのベンダーでスケーラブルな考えだ。
一方でグーグルはクラスタを最大限に活用したスケールアウトな考えのサービス事業者だ。

Sunは物理的限界を無意識のうちに持っている。グーグルは間違えて付けた結果の社名が表すようにほぼ際限が無い気がする。それにSunはスタンフォード大学のネットワークという意味だ。
Sunはライジングサンと昔は良く叫んでいた。しかし太陽は斜陽するものだ。
Sunは株式市場の表示をJAVAにしたが、既にJavaもずいぶんと月日が経った
また社員番号1番のアンディ・ベクトルシャイムが2007年にもスパコンの「Ranger」を発表している。
# ちなみにアンディに誘われてSunに入社したビル・ジョイは社員番号6番だった。ひげ面だった。

JavaはGoogleと次世代に向かうべきではないだろうか。
Oak -> Java -> Dalvik という流れは、しっくりくるような気がする。
Dalvik、Androidのバーチャルマシーンが激しい論議を巻き起こす」の記事にあるように少なくとも携帯電話においてはDalvikのほうがベストみたいだ。Dalvikなら、.NET/Monoも動かせそうなのでWindows Mobileのアプリも動かせるというメリットがある。

携帯電話、飛行機内も使用OK 

携帯電話、飛行機内も使用OK 欧州の話ですが…」という記事が、同様にサンデー毎日にもあった。

安全を確保できるのであれば後はマナーの問題なので一応歓迎すべきことだろうか。
今後出てくるGoogle Android搭載スマートフォンを持って出張や旅行する場合、きっと嬉しいと思うだろう。

本当に危険なのか安全なのか根拠を示してちゃんとしたルールつくりを切望する。

病院では、PHSや無線LANが利用されている。はたしてケータイ3G等は大丈夫なのだろうか・・・

2008年4月14日月曜日

後期高齢者医療制度は反対!

先日、診療所や病院で老人の奥様が旦那の健康保険のことで不安げなやりとりを病院事務とやっていた。

後期高齢者医療制度は旦那が適用された場合は年下の奥方はどうなるのだろうか・・・
自分の老後はまだまだ先だが将来真っ暗な気分になってしまった。

そもそも医療制度そのものが崩壊しようとしているなかで政府は税金と社会保険、医療費で国民を苦しめるつもりなのだろうか?

高齢者担当医制度とかも不評だが、医療の効率化のためには、EHRとPHRの連携が必須だ。
Google Healthのような海外サービスを国は受け入れ国内の同様なサービス事業者の健全な競争を促すべきだ。正直言って国内事業者のほうが怖いかもしれない・・・
理由は大手のSEのスキルレベルに不安が残るからだ。

机上の空論的な現場を知らないということは勘弁してほしい。

平沼新党(予定)が後期高齢者医療制度に反対するという記事がサンデー毎日にあったが、ぶっ潰すべきと平沼新党を応援したくなった。

日経のDVD-R&CD-R特集記事

PCビギナーズ 2007年12月号 「DVD & CD-Re”永久”保存」
日経PC21 2008年4月号   「CD & DVD 失敗しない記録・保存術」
PCビギナーズ 2008年5月号  「DVD & CD-R 丸ごと理解」(最新号)
とたて続けに追記型光ディスクの特集をやっている。

理由は、ECMA379「光ディスクの寿命推定試験法」がISOになる予定だからではないかと思う。
仕様書は以下からダウンロードできる。
Standard ECMA-379:Test Method for the Estimation of the Archival Lifetetime of Optical Media

ウイルコムがUMPCを発表

ウィルコムがVista搭載携帯端末を発表,電話やスマートフォンに続く第4のデバイス 」によると東芝のリブレットとEM・ONEαの中間のような製品を出した・・・

PHSデータ通信モジュール付きのただのVistaマシンだった・・・残念。
音声通話はどうやら無いみたいだ。
東芝リブレットとシャープEM・ONEαの中間的存在みたいに見える。

タブレット型になってペン入力できるのであればGoogle Androidを搭載して遊びたかったんだが・・・

NTTドコモやノキアが計画中のLTEサービス

もしかしたらWiMAXからLTEに世界的に流れがかわるかもしれない。

ドコモが2010年にも開始する「LTE」、その魅力とは」や「垂直型から転換するオペレーターの課題とは──Nokia Siemensが見据える今後の通信事業」の記事があるように大手がLTEを計画中だ。

イー・モバイルの千本会長も日経コミュニケーション2008.4.1号でもLTEになってきていると言っている。 この号の「凶悪ウイルス撃退術」も参考になる。

日本では、WiMAXよりウイルコムの次世代PHSのほうが早期に利用できるとウイルコムの関係者は言うのでLTEも含めて混戦模様が予想される。

さて何が便利に使えて安いのか注目しよう。

医療の政府動向の紹介


今後の医療の電子化を知るには以下が参考になる。 政府の大方針から順に列挙してみた。

IT新改革戦略評価専門調査会(首相官邸IT戦略本部)

1)医療評価委員会 医療評価委員会 報告書

2)電子政府評価委員会

IT新改革戦略評価専門調査会・医療評価委員会では、

座長は、國領 二郎 慶應義塾大学総合政策学部 教授と記載されている。

座長代理は、山本 隆一 東京大学大学院情報学環 准教授となっている。

内閣官房説明資料「個人自らによる健康情報の閲覧・活用の仕組み」 では、上記の図が出ている。
(1) 医療情報の取り扱いに関する事項
(2) 処方せんの電子化に関する事項
(3) 無線・モバイルを利用する際の技術的要件等に関する事項
(4) その他
医療情報化によって何を実現したいのか-国民の満足感を第一に-
医療情報ネットワーク基盤検討会委員 座長
来年度の医療評価委員会の活動について(議論用ペーパー)
1. 来年度、医療評価委員会で重点分野として取り上げたい事項
【医療情報基盤】
○ 認証基盤、国民的ポータル等のソフトインフラの整備、およびその全体最適化
○ 日本版EHR の進捗評価、およびその先の方向性
○ 社会保障カード(仮称)
【地域医療連携】
○ 地域医療の疲弊に対応する観点から、地域医療連携
【レセプト業務のBPR】
○ レセプト請求業務のBPR を推進するための、標準病名への対応
【情報の取扱】
○ 医療分野の個人情報の取り扱いに関して、厚生労働省、経済産業省、総務省等から出されているガイドラインを全体的に評価2. 実感指標による評価事項
【医療の情報化における基盤】
○ 日本版EHR のような情報環境の必要性に関する国民の意識
○ 社会保障カード等の導入や、情報の取り扱いに関するメリット・デメリットの意識
【地域医療連携】
○ 地域医療連携における医療機関の機能分化に対する国民の意識
【レセプト】
○ レセプト審査の透明性
【その他】
○ 就労者の勤務先における健康情報の活用度
○ 保険者、医療機関、保健医療関連事業者、自治体等に対するBPRの視点からの調査資料

理想まで何年かかるのだろうか興味深い。

日本の未来を考えさせられる老人アニメ

老人Z」 と「貴腐老人」が登場する「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」が面白かった。この2つのアニメは日本の将来をとっても考えさせられる・・・

きっと原作者は何か意図を持って作ったのだろう。

「老人Z」 に出てくる自動看護ロボがおかしかった。

日本の未来は老人もフル・キーボードを自由に扱えるのだろうか???

電脳コイルとUI

電脳コイルというアニメは、ユーザーインターフェースを考えるには興味深いアニメーションだ。

電脳コイルは、徳間書店×バンダイビジュアル×NHKエンタープライズのアニメだ。

2007年 文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 優秀賞をとったアニメだ。

NHKアニメワールド:電脳コイルにも詳しい情報がある。

このアニメは、リアルな世界にバーチャル空間を重ね合わせたような空間を作っている。

みんな、ディスプレイになるみたいなメガネをかけていて、空間上にキーボードとディスプレイを出現させていた。

動画を見たい人はこの配信サイトを見てほしい。

とっても面白いばーちゃんが出てきたところが未来の出来事を感じさせた。

きっと日本の未来はこんな感じかもしれない。

スタンフォード大学

Sunとグーグルはスタンフォード大学から生まれている。

スタンフォード大学から生まれた企業でグーグルが一番成功した企業だ。

この2つの企業は仲良く助け合っていって欲しい。

もしかしたらグーグルがSunを買い取れるほどの資本力があったとしても・・・

個人的にはSAPRCやMIPSなどのRISC系CPUのいくつかは役割を終えたような気がする。

今後は、IntelとARMの時代になった気がする。

LinuxはMINIXから生まれた

記憶が確かならリーナスはMINIX上でLinuxを開発し、最初のファイルシステムはminix filesystemだった。
マイクロカーネルのMINIX上で旧構造のモノリシック構造のLinuxが作られた。
なぜか? X11ウインドウシステムが使いたいからだったと思う。
MINIXでX11の移植はしんどかったし、タネンバウム教授はGUIは不要という意見だったかと思う。
Linuxが出てきたときは日系MIXの一部の人は喜んだ。でもMINIX好きな人々はLinuxを邪道と邪険にした。困ったけどFMハッキングで迎え入れてくれた。日本でのLinuxが注目を浴びたのは、今はなきスーパーアスキーの記事とフロッピー回覧をやってからだと思う。
X11が動くオープンソースのLinuxは世間に歓迎された。
それはなぜか、丁度、GNUはツールが揃ったところだったが、カーネルだけなかったから。
GNU+Linux+X11は待ち望んだ環境に見えたのだと思う。
その時には、MINIXは開発環境として不要になっていた。(と思う。記憶があっていれば)

ところでLinuxがローダブルモジュールを搭載したのは、同じSVR4系のSunOS/Solarisを参考にしたからだと思う。最初にローダブルモジュールを搭載したのは、インテル版のSunOS4.x。MS-DOSをまねたはず。そしてSolaris2が搭載した。
ローダブルモジュールを搭載した頃から自由度が増し、特にPCMCIAを持つノートPCに移植が進んだとんだったかな。

もう大分忘れつつある話だ。

PC98版のMINIXはなぜ長続きしなかったか

MINIXはPC9801に移植されしばらくは順調に世の中にでていた。PC98ノート用もデスクトップ版の後に出て二人の担当者が頑張って出していた。

でも98の新モデルが出るたびにちょっとずつ仕様が変わるのか手を入れることもあったかな。

デスクトップ版の担当者が突然手を引いてしまった。だんだんと同じような作業に疲れたのかも・・・

そこで98ノート担当の誰かさんに98デスクトップ版も依頼が来た。2度程度のブートローダーの改変はなんとかできたと思った。しかしその次は仕様が何か変わったのか上手く動かなかった。

NECも全ての情報を公開してくれるわけでもなかったから解析して改造するのは骨が折れる作業だった。98ノートもそのうち面倒くさいことになっていった・・・


この頃には、IBM互換機がオープンな仕様だったので天国に見えた・・・

移植の作業はけっこうしんどいものだ。

2008年4月13日日曜日

日本ではなぜヤフーが一番人気があったか



グーグルは世界ナンバー1の検索サービスだが、なぜか日本はヤフーが一番だ。
それは最初に日本でメジャーになったのがヤフーであること、次に当時は日本人が苦手なキーボードを使わずともディレクトリー型検索でマウス操作だけで知りたい情報が見れたこと。(グーグルはロボット型検索。)
ブランド好きな日本人にはヤフーというブランドが染み付いてしまったこともあり、キーボードに対する苦手意識がググるよりヤフーするほうが優しかったからだと思う。
ソフトバンクがApple iPhoneを採用してヤフーを標準の検索としたらディレクトリー検索のほうが利用者にはタッチだけで操作できるため親和性が高い。きっとiPhoneも日本でヒットするかもしれない。

日本人のキーボードへの苦手意識を克服するためのアイディアを以前書いた。
デジタルを紙と同じに扱うにはどうするのかという提案
Sunの未来予想ビデオ
携帯電話のキー入力の弊害 」は余談。

おそらくGoogle Androidでは、キーボードではなく日本人にも優しいインターフェースが開発されると信じている。ソフトバンク+iPone+Yahoo! JAPANに対抗するためには、NTTドコモ/KDDI+Google Android+Googleの提携体制ではなく人に優しい操作性がキーであろう。

ネットダイブについて

電脳網潜水」でググると1番と2番に自分のブログが出るようになった。なかなか興味深い結果だ。

ネットダイブ」でググると全然ヒットしない・・・
ただしグーグル・ブログ検索では1番に出てくるが何故かここの話題でも一番重いネタの「検索サービスと著作権法について」が出てくる。もしかしてグーグルさんの思惑があるのだろうか? さて・・・
いくつか見つけたネットダイブのHP等をこのブログの一番下にリンクしておく。
「ネットダイブ」のキーワード見つけた商品で「CTC NetDIVE」という法人向けインターネット接続サービスがあった。ネーミングが気に入った。きっとこの名前を付けた担当者は「攻殻機動隊」好きだろうと勝手に思い込むことにした。(間違っていたらコメントを願う。)
だだちょっと思ったのは100Mbpsではネットダイブには不十分ではないかと・・・Googleとまではいかなくともネットダイブするような事業者は最低1Gbps以上持っているのが普通ではないかと思うのだが。そして帯域保障されていて、レイテンシーまで保障されているバックボーンでないとね。
そのような保障されているネットだと日米間のレスポンスも日本国内と人間の感覚では変わらない。
測定すると東京ー大阪間よりは1桁遅いけどね。

本ブログはまったくの登録無しの人はコメントできないようになっている。
Googleへの登録かOpenIDの登録が必要だ。
なぜそんなことをするかって?
2chみたいな完全な匿名掲示板が嫌いだからだ。
昔懐かしい、日経MIXや@Niftyなどが健全だと思うからね。日系MIXなどについてのコメントはここに私と同類のような方の「戯れ言・独り言」ブログがある。
確かに日系MIXは「オタクの巣窟」だったかもしれない・・・私は自称専門化だが何か?

もし私の情報発信に共感する人がいたら「ネットダイブ」しようぜ。
リアルなスキューバダイビングで50m以深にダイブするような感覚でね。だんだんと鉛色になっていくの世界があなたをまっている。

2008年4月12日土曜日

ホンダ ゴールドウイング にビルトインナビが装備された


HONDAの大型バイクにとうとうカーナビが標準装備されるようなった。上の写真の出展はレスポンス
ホンダは、グーグルとカーナビで既に提携をしている。
以下は過去の記事など

ウィルコム、月額1050円のカーナビ専用定額プラン--ホンダ向けに提供

頑張れホンダ!

毎年30万人が志望する中国の大気汚染

ここ数年、中国では大気汚染によって多くの命が失われているそうだ。
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/itou/20/index.shtml

ケータイGPSで自分のいる場所の汚染濃度情報が見れたら
きっと皆が環境を綺麗にしようと思うだろうな・・・

昨日からGoogleの検索で"電脳網潜水"が一番に出るようになった

このブログを開設してしばらくは(かなり長かった)まったく検索にひっかからなかった・・・
それが5番目に出るようになったかと思ったら、3番目に突然上がり、そこから1番に急上昇した。
リンクを色々作ると上がるなか・・・

2008年4月11日金曜日

Sunの未来予想ビデオ

1993年に作成され、「Starfire in Tog On Software Design as Addison-Wesley Fall '95」で確か上映されたかと思うのだが、私はSunが作った「STARFIRE - A Vision Of Future Computing」のビデオテープを今でも大事に持っている。

だから4月6日のブログにこのビデオの内容を書いた。

是非、興味を持った人に見てもらいたいと思ってどうしたものかと何となくググってみたら・・・あった。

Starfire, the Movieという解説とMPEG4ビデオが登録されている。
YouTubeにもStarfireが登録されていた。ビデオを見たいならこちらがお勧めだ。
シャープの大型版のスキャナ機能付きの光センサー液晶ディスプレイがあれば実現できそうだ。

最近、あまり未来を創造してワクワクすることがなくなってきたが、このビデオとシャープの技術を見て15年の歳月は現実として手が届きそうな時代に来たのだと実感した。

例えば24インチぐらいのスキャナ機能付き光センサー液晶ディスプレイを2枚使って1枚をキーボード側に配置すればOKだろう。こんな大きめのノートPCにGoogle Androidを搭載して、徹底的にGUIを研究したいものだ。

そしてキーボードは仮想化して、個人個人が好きなキー入力が使えるようにすれば、キーボードが苦手なお年寄りにも優しい環境が実現できるかもしれない。今後の高齢化社会では、現時点でキーボードが使えないうちの妻や父親にも使える環境を実現してあげたい。幸いにも私の母親は年寄りだがバリバリのキーボード使いだ。20年前に教えていらい使いこなしている・・・

医師の机もSTARFIREみたいな環境だったら、テーブル面に紙カルテと同じ様式のPDF版やODF版の電子カルテを表示して斜め表示して、ペン入力でも斜めに表示したキーボードでも好きな入力方法を各々が選べばきっと電子カルテの普及率は70%を超えると思う。きっとベンツ1台ぐらいの価格だろうからドクターも納得して買うのではないだろうか。

この記事はPDF化して電子署名とタイムスタンプを付けておくことにする。

2008年4月10日木曜日

メディビック、DNAを利用した個人向け健康アドバイスを開始

DNAを利用した個人向け健康アドバイスのサイトがある。

このサイトの記事はこちら

EHRとPHRの連携についての情報

病院の診療情報と個人が将来持てる個人医療情報を理解するために「医療情報学の将来」という資料を紹介する。

日本医師会ORCAシステムのOLTPモニタ MONTSUQI

オープンソースのOLTPモニタを紹介する。
OLTPモニタ MONTSUQI

これを開発したのは、生越昌己氏である。
彼は、日経BPの「生越昌己のオープンソースGTD」を現在連載中だ。

医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第3版について

本日、第3版の医療ガイドラインの意見募集結果が公表された。

2/20「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第3版(案)」に対する意見の募集について

4/10「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第3版(案)」に対する意見募集の結果について

付録:
2/20「医療情報を受託管理する情報処理事業者向けガイドライン案」に対する意見公募について

NTTドコモの高速定額データ通信

この4月よりNTTドコモは、定額高速データ通信を開始した。
その記事はこちら

Google Androidを存分に使える環境が着々と準備されていると感じる。

電子署名法とその動向

電子署名法の解説
電子議事録への「署名に代わる措置」について

資料3-1 政府機関における安全な暗号利用の促進「政府機関の情報システムにおいて使用されている暗号アルゴリズムSHA-1及びRSA1024に係る移行指針」の策定
資料3-2 政府機関の情報システムにおいて使用されている暗号アルゴリズムSHA-1及びRSA1024に係る移行指針

2007/12/19 電子署名法:総務省、法務省、経産省が見直しの検討会を発足

「電子署名及び認証業務に関する法律の施行状況に係る検討会」の開催
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/071217_1.html
http://www.meti.go.jp/press/20071217001/20071217001.html
構成員

電子署名及び認証業務に関する法律の施行状況に係る検討会(第1回) 議事要旨
ここには、「辻井 重男 情報セキュリティ大学院大学学長【座長】」と公開されている。

署名法の見直し: 電子署名法の施行状況に係る検討会報告書-パブリックコメント
報告書を見た限りでは、堅実な見直しとなったようだ。
追記)平成20年5月30日に公開された。
「電子署名及び認証業務に関する法律の施行状況に係る検討会」報告書の公表及び意見募集の結果


公開された上記報告書の発行枚数は累計のみで、毎年の正味発光枚数のグラフはなかった・・・
また、長期署名も今後の検討項目といったところだ。
PDFやODF、OpenXMLなどのISO化された電子文書フォーマットで、一般の利用者が押印のように簡単に使えるものでないと普及は進まないと感じる。

J-SOXで電子文書を管理する場合、バージョン管理システムを使いたいと思った場合、例えばPDFにES-Tを付与し、バージョン管理システムに登録し、翌日もしくは数日後に失効情報を取得し該当PDFを更新すると新旧2つのファイルが保存される。さらにES-Aなどの再付与を繰り返すといったい同じファイルがいくつ保管されることになるのだろうか・・・

これまで政府推奨暗号アルゴリズムのリストから消えていった暗号アルゴリズムとハッシュ関数は、現実の事件として破られたことがあるのだろうか?
単に研究者の論文だけではないだろうか・・・
軍の機密文書なら解読をする者(政府)が出るかもしれないが、国家レベルの計算量での解読を民間企業の電子データにアタックするだろうか?
無線LANやDVD等のコンテンツのDRM/暗号は解こうとするかもしれないが、電子署名は本文を見えなくする暗号ではないからいったい誰が解読したいと思うのか不思議だ。単なる可能性の問題だと思う。

例えば、アジアの某国の研究者は自国の暗号を売るために解読の論文を出すかもしれない。
その亡国は油田開発のために過去にクラスタ型のLinuxスーパーコンピュータを研究し実用化した。
その成果が最近に発揮されるようになってきたのだと思う。しかし、一民間企業のデータまで解読は・・・

長期署名もせいぜいES-X-Longを署名時点で生成し、印鑑のようにポンと押す程度でいいのではないかと思う。
実世界では、本来は印鑑としては認められないシャチハタが今では郵便や宅急便の認印として公然と利用される時代だ。印鑑は簡単にPCとカラープリンタで偽造できる。彫刻できるプロッターもあるので印鑑そのものまで再現できる。
それでも印鑑は危殆化して使えませんとは言われない。銀行で少し対策がされた程度だ。
そのような現実があるのに厳密論は利用者には理解されないのではないだろうか。

ところで、なぜ日本のECOMは欧州ETSIとだけ協力して推進しているのだろうか?ISO化を目指すのであれば、米国のRSAやベリサイン等の有力企業とも連携して推進すべきではないだろうか・・・
また日本から日本独自の提案も世界(ISO)に向けてすべきと切に思う。
ECOMセキュリティ署名文書長期保存WG

余談:
量子コンピュータに負けない公開鍵暗号方式の研究を是非頑張ってほしい。
2007年7月23日の「アナログからディジタルへそして 有限体へ 総合 と 止揚」の中で
「3 年前,70 歳になったとき,量子コンピュータの出現に対抗し得る多変数公開鍵暗号を汎用的に強化する概念装置を着想[1],[2]して悦に入り,若い人の協力を得て,2006 年5 月にベルギーで開催された「第1 回,量子コンピュ-タ時代の暗号に関する国際会議」で発表した[3].採択率は厳しかったようであるから,一定の評価を受けたものと思い,現在,このテーマで2 人の博士課程学生を指導している.」と述べられている。
辻井研究室のテーマは、「量子コンピュータの出現に対抗しうる公開鍵暗号方式の探求」だ。

NHKスペシャルで放送されたグーグル関係番組

こんな番組が放送されていた・・・知らなかった。

NHKスペシャル「グーグル革命の衝撃 ~あなたの人生を“検索”が変える~」

NHKオンライン・ラボの番組説明

DVD販売

書籍

デジタルを紙と同じに扱うにはどうするのかという提案

なぜ日本の医療機関では、Apple MacやFileMaker Proによって開発された電子カルテが好まれるのか、それはITベンダーの逆ITリテラシー不足のせいかもしれないとの声がある。確かにこれまでは一般的な企業のIT化においては表示ディスプレイの制約から紙帳票と異なる電子帳票を作り印刷においてのみ従来の紙帳票の様式を踏襲するというのが普通だったと思う。しかし、医療機関において電子カルテの普及率が数%しかなく、殆どが紙カルテのままである現状では紙の様式をコンピュータの画面上に構成する必要があるかもしれない。なぜならその記入が人命などにかかわるので、事務員のようにディスプレイだけに向かって仕事するわけにはいかないからだ。


それでは、どうしたらデジタルを紙と同じ扱いにできるのだろうか。プロセッサーの能力は劇的に進化したのでユーザーインターフェースも劇的な進化が必要のはずだ。iPhoneが爆発的なヒットをしたのは、使い手にストレスがなく使えるからだと思う。少なくともWindows系OSより使いやすい。


・紙は、ながら作業で書くことができる(デジタルは未だ不完全)

・タッチスクリーンとスタイラスペンは紙の書き質より劣る。(紙のような書き味の開発が必要)

・基本的には紙サイズのA4やB5、ハガキサイズなど紙の規格が表示できること。 

 デスクトップは、高解像度でA4一枚全体を表示でき、スクロールがないこと。 

 スクロールバーによる操作と表示は人間の眼にとって負担がある。(非生理的負担)

 ページめくり(Page Turn)方式が良い、縦横表示はディスプレイを90度傾けると対応が可能。

非表示エリアに目線を移したい場合は、ペンによるゼスチャー操作などをする。

・キーボード、マウスによる入力もストレスがある

 かな(又はカナ)やアルファベットによる手書き入力と漢字変換(FEP)連携がストレスが少ないかもしれない。

 ジェスチャー等の入力は心理的ストレスが少ない

 漢字変換も思考と無関係な変換候補が出るので心理的なストレスになる。

  =>用途によって専門辞書に切り替える必要がある。

 携帯電話の10キーによる文字入力はそのストレスから2-3文字の短縮言葉を若年層に増長させた。

 PCのフルキーボードも習熟が必要で最初はストレスが激しい。(初心者にはつらい)

 マウスもペンと異なり違和感(軽いストレス)が残る。(GUIもまだ発展途上)

・チェックシート形式の入力は簡素化できるが、詳細性,正確性が犠牲になる。

・ODF等の文書ファイルにもXMLフォームのテンプレート・レイヤーを用意し、入力された情報はXMLメタデータとしてXML-DB等の他システムへ渡しやすくする。

・発光するデスクトップ・ディスプレイは眼が疲れやすいので以下を推奨。

 ノングレア(非光沢)タイプの方が眼が疲れにくい。

 画面上のムラや歪の少ないもの。 コントラスト比が強くないもの。

 デスクトップは24インチの1920×1200の高解像度 WUXGA (1920×1200)表示対応がA4見開き2枚を表示可能。

 鮮やかな緑や明るい青が表現できる、Adobe RGBカバー率の高いもの。

 ブラウン管は、微細なゴミを眼に飛ばすので疲れやすい。

 反射型カラーTFTは屋外では見やすい。

 (参考)最近は、輝度1800cd/平方mの“屋外で見える”液晶もある。 


例えば電子カルテのように、対面式で使う必要がある場合は、タブレットPC(縦入力モード)でRIA(Rich Internet Applications)を用いた紙帳票そっくりなユーザーインターフェースで入力できるとストレスが少ないと思う。出力はPDFで追記単位で電子署名ができると用途が広がる。(監査レポートなども同じと思う。)余談だが、自治体の帳票の場合、部分的な電子署名も必要ではないだろうか。
環境を考えると、そろそろデジタルと紙を同一に扱う時代になるべきだと切に思う。

ブログにつけた広告

このブログに貼り付けた広告は、横の各記事毎に見ると何故か英文の広告となる・・・はて?
広告の機能のバグだろうか・・・

カルテ・フォーマット

紙カルテ用紙 1号紙、2号紙、3号紙

薬歴カルテ・レセプト用紙 

ORCAのカルテ用紙

入力コード例

患者基本情報

MEDIS-DC 病名などのマスター・データ

病名マスター中の病名は、カタカナ病名と漢字を含む正式名称が登録されている。

電子カルテでの入力の場合、カタカナ入力による検索が効率的と思われる。


特定保健指導情報ファイルのサンプル及びその仕様は以下サイトにある。
健診データの電子的管理(特定健診・標準的な健診と保健指導)のWebサイト(フリーソフト有り)
特定保健指導の電子的なデータ標準様式 仕様説明書 V1. 223(HL7 CDA R2規格に完全準拠)
HL7 CDA R2

MERIT-9診療情報提供データ V3(HL7 CDA R2準拠)病院間、病院診療所間での電子紹介状、検査や処方などのデータも合わせて交換できる。

画像関連フォーマット ver. 1.4

2008年4月9日水曜日

カルテを読めるようになろう

Google HealthとかマクロソフトのHealthVaultとかPHR(Personal Health Records)が話題になっている。PHRとは個人健康記録で個人のカルテみたいなものだ。Google Healthは、「米国クリーブランド州の医療機関Cleveland
Clinicと提携
」とあるので病院のEHRと連携するようだ。病院のカルテはEHR(Electronic Health Record)という。EHRは、医療情報ネットワーク化と情報共有のためのツール。
患者中心の統合医療を実現するために一元化された医療情報記録(レコード)のこと。何か裁判などの事態になったときカルテは読めるべきだと思う。そのカルテを読むにはどのように書かれているか知る必要が
ある。以下にカルテがどのように記載されているか私の調べた一例を示す。

一般的な紙カルテや電子カルテは、POMRシステムカルテと呼ばれる。POMR(Problem Oriented Medical Record:問題指向型診療録)は、POS(Problem Oriented System:問題指向型
方式)に沿って、検査から診断、治療までの過程をカルテに記載する方法。
読めないカルテは日本の自由心証主義裁判においては形式的証拠性に乏しく著しく不利と思われるので、そのようなカルテ
は減少していると言われている。読めないカルテを証拠として採用するには執筆した医師が証言できないと内容が確認でき
ない。長期保存目的のカルテはPOMR方式や記載内容が正しく読める必要がある。忙しい医師にも正しい診療だったと証明
するためにも頑張って欲しい。
基本構成は 1.ミニマムデータベース、2.プロブレムリスト、3.プログレスノートの3つの要素からできている。歯科等には初期計画があったりするようだ。以下はその初期計画を加え項目を4つとした。
0.表紙
 患者名,ID番号,生年月日,診療科などの基本情報(の一部)がある。

1.ミニマムデータベース(基本データ)
 ミニマムデータベースは診療の基礎・前提とすべき情報。主に初診時の患者からの問診をもとに作成される。必要に応じて加筆。
主な項目は以下の通り。
(1)主訴,(2)現病歴,(3)既往歴,(4)家族歴,(5)現症, (6)理学所見

2.プロブレムリスト(問題リスト)
 基本データをもとに患者が抱えている問題(プロブレム)点をリストアップする。プロブレムには診断が確定しているのなら病名を採用。確定していない問題はそのまま挙げる。医学的な問題だけでなく、社会的な問題、心理的な問題も列挙する。

3.初期計画(歯科等にある)
 問題を解決するための初診時における計画を問題ごとに立案する。
・治療のための「治療計画」
・診断を確定させるための「診断計画」
・患者さんに説明をしたり必要な指導を行うための「教育計画」など必要に応じて区分して記載する。

4.プログレスノート(経過記録)
プロブレムごとにどのような経過をたどったかを記録する。記載はSOAP形式で行う。
SOAPとは
・Subjective(主観的事項、自覚的症状)
・Objective(客観的事項、他覚的所見)
・Assessment(考察、評価、判断)
・Plan(計画、方針)経過をこの分類に従って記載する。

以下は参考情報
「カルテ形式の品質 」正しい書き方

カルテの書き方等とカルテ等の記載に関する通知

開示に耐える診療記録のとりかた

英語カルテの書き方(ダラス通信⇒・カルテの書き方)    http://www.dallastsushin.com/usmle/chart.html

電子カルテシステムの概念定義

以下余談:

電子カルテの問題点

電子カルテの何が問題か?

個人的には、電子カルテはCRMと似たようなシステムであるべきだと思う。画面はCRMパッケージのように自由にカスタマイズでき、不要な入力を隠すとか、追加ができる仕組みがあるべきと思う。

地方病院の苦しい現状

週刊金曜日 第695号 2008年03月21日号」にとても興味深く考えさせられる記事があった。
「P28.「診療所化」めぐる自治体のジレンマ」には、「度重なる医療費抑制となった診療報酬改定も病院経営を逼迫させたという。医療の専門分化、ベッド数に対する医師・看護師の数の比例による競争原理の働いた報酬額は、過疎で利用者の少ない町立病院にとっては不利に働くからだ。」と記事が掲載されている。
同じような話が時々テレビでも放送されている。とっても深刻な事態ではないかと心配だ。地方の市立病院では、大学病院から派遣されていた医師が引き上げられたりして病院が縮小してしまうこともある。

病院が不安定だと、EHRやPHRのオンライン連携が重要ではないかと考える。なぜなら、病院が閉鎖されてもカルテを他の病院へ持っていくことが可能になるはずだからだ。しかし、経営が苦しい病院は、高額な電子カルテシステムは導入できないというジレンマがある。

Google HealthなどPHRサービスや電子カルテASPの日本での今後の取り組みに注目したい。

2008年4月8日火曜日

イーモンスターはFOMAカードとの組み合わせ(SIMフリー)

イー・モバイルの携帯端末「イーモンスター」は海外で使えるか」によると海外ではイーモンスターはFOMAカードとの組み合わせで、なんと、使えるそうだ!
HTC社はSIMフリーのスマートフォンを次々と出してくるので面白い。

携帯電話のキー入力の弊害

なぜ、携帯向けサイトをわざわざパソコンで見るのか?」に興味深いことが書かれていた。
もともと日本人は4文字略語が好きだが、10代の子供たちは2-3文字の略語を作っている。
またPCでもケータイサイトを見ているそうだ。

どうしてこうなるのか? それは携帯電話のキーボードが10キーだから普通はストレスを感じる。
ワープロみたいには打てない。だから短い略語を使うのだろう。これは国語を破壊する弊害と言えるだろう。

自分もiモードメールを送るときは大変なストレスだ。最初はまったく打つ気がしなかった。身内に要求されてようやくシブシブ使い始めた覚えがある。今ではなんとか文章をサクサクっと打てるが心理的にはふるキーボードが欲しい。

検索サービスと著作権法について

検索サービスと著作権法について議論が続いている。
4月4日の総務省がインターネット政策に対する意見募集結果http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080404/298051/?ST=system

によると、NTTレゾナント株式会社とNTTコミュニケーションズ株式会社の2社より「検索サービス提供に係る著作権法の改正について早急に進めて頂く必要がある」と足並みを揃えた意見を出したことが公表されている。


そういえば過去にこんなニュースがあった。

著作権法改正へ--検索事業者のデータ利用、著作権の許諾なしでも可能にhttp://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20340735,00.htm
「インターネット政策の在り方に関する検討アジェンダ」(案)に対する提案の公表http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080404_6.html

その提案・意見一覧 http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080404_6.html#bs

ヤフー(株)も意見は出しているが検索DBと著作権に関しては意見を出していない。グーグルは意見の提出そのものをしていない。本日の最後に記すが米国でフェアユースの判例が出ているからだろう。


著作権分科会 法制問題小委員会(第1回)議事録http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/07032007.htm 

この議事録を抜粋すると「それから、4番目のネットワークの検索サービスについてでございますけれども、さまざまな形で用いられております検索エンジンサービスの運営においては、クローラーと呼ばれる情報収集する自動的なプログラムによりまして絶えず地球上のあらゆるサイトに出かけていってそれをコピーをして収集をするということが行われておりまして、利用者はその中のものに対し検索をかけるということが行われております。そしてまた検索結果は一定の範囲で検索を利用した者に送るわけでございますが、その過程では複製ですとか翻案、あるいは公衆送信が行われているわけでございます。そのようなことから、例えば米国におきましては、フェアユースという規定がありまして、著作権法上、不明確ではあるけどもできるというような部分もないわけではないわけです。我が国におきましても著作権法上の問題があって、検索エンジンが開発できないとすれば問題であるという問題意識からこれを解決すべきではないか、という要請があるわけでございます。 これにつきましても、知的財産本部のコンテンツ専門調査会で検討がなされているところでございまして、また、経済産業省におきましても、情報大航海プロジェクトという形で開発が提案をされているところでございます。」と記録されている。


第23回文化審議会著作権分科会http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/pdf/bunkakai_23.pdf

ここでは、「検索エンジンの法制上の課題につきましては、検索エンジンの行うウェブサイトの収集等が複製権等の侵害になるおそれがあると指摘されておりまして、インターネットで必須のサービスである検索エンジンが我が国でも安定的に実施できるよう、著作権者の権利等の調和に配慮しながら、権利制限を講ずることが妥当であるといたしました。6ページの検索エンジン関係ですが、こちらは先ほど中山主査からも御紹介がありましたが、検索エンジンの仕組みとしましては、常日頃からいろいろなウェブサイトをソフトウエアが回って、自動的にウェブサイトのコピーをとりましてサーバーに蓄えているということを行っておりまして、こういった行為が著作権の侵害になるおそれがあるという指摘がございました。これつきまして現行法の解釈で対応が可能なのか、もしくは立法措置が必要なのかなどの検討を行いました。結論としましては、検索エンジンサービスが果たしているような役割を安定的に果たしていくためには、権利制限という手段が適当ではないかということで結論をいただきましたが、なお検討を要する点といたしまして、「検索エンジン」というものの対象範囲をどのように捉えるのか、違法な複製物がインターネット上にあった場合に、それを検索エンジンが拾ってしまった場合にどのように対応するかなどといった点があるとしております。」と記録されている。


次世代検索技術の研究開発を目的に発足した「情報大航海プロジェクト」http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/daikoukai/index.html

発足の発端は以下のようだ。「Google独占にはさせない」--国産検索エンジン開発へ、産学官が一致団結http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20143827,00.htm
個人的には、検索エンジンで表示される情報はテキストの場合は部分的なものなので、著作権法に触れるのかどうか疑問だ。
画像の場合は確かにあると思うが、世間では個人写真家の写真を勝手に使っているサイトがあったりするが、その著作権者が「お金ちょうだい」と言いに該当公開サイトに言いにいかない限り誰もわからないはず。ましてやその著作権者は検索サービスがあるから発見できるわけで、非常にありがたい発見ツールだと思うのだが。政策的な牽制なのだろうか・・・

私の友人の写真家は、自分の写真が勝手に使われているサイトを見つけては費用請求しに言っていた。大概あっさりと費用を出すみたいだ。


確かに以下のようなニュースがいくつかあった。だが通常の検索サービスではどうだろうか・・・
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グーグルとAFP、著作権訴訟で和解--サービスでのコンテンツ使用で合意http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20346651,00.htm
中国の検索サービス「百度」が著作権侵害で訴えられ、敗訴。http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0511/21/news046.htmlこれはMP3ファイルの検索とDLに関して。中国らしいニュースだ。
Microsoft,出版業界団体の総会でGoogleの書籍検索サービスを著作権侵害と批判 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070307/264083/
米出版業界団体,米Googleの書籍本文検索プロジェクトの著作権侵害を巡り提訴 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20051020/223170/?ST=ittrend
米Google,書籍本文検索プロジェクト「Google Print Library Project」を再開へ http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20051102/223917/?ST=ittrend
米Amazonの全文検索は“デジタル万引き”と同じ?  賛否両論が渦巻く http://itpro.nikkeibp.co.jp/members/ITPro/USURA/20031106/1/?ST=ittrend

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これが参考になると思う。グーグル・ブック検索をめぐる著作権論争・ネット時評http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITs2000013072007

ウェブ検索のとき、ネバタ州とペンシルバニア州の地裁判決では、2件とも裁判所は、この一時保存をフェアユースと認定したとこの記事に解説されている。
こんな意見もある。http://d.hatena.ne.jp/fusshii/20070207/1170848273

このサイトからの引用をすると「個人的にはフェアユース規定は魅力的なのは事実なのだが、それがないから問題だ、という一般的に流布している議論では説得力に欠けるので、現行法体制をひっくり返すにはインパクトがない。もう一枚二枚分厚い議論と実態が必要かと。」言っている。
ヤフー株式会社は日本に検索サーバのDBを置いていないのだろうか??? はて・・・

# 「電脳網潜水」をヤフーで検索するとなんとトップに出てきた。ありがたい。

# グーグルだとなんと5番目でかつトップページが出てこない。残念。

ZigBeeと院内位置情報

「ユビキタス医療ITの現状と将来」
http://www.scat.or.jp/mediubi/doc/02_tanaka.pdf を見て欲しい。

院内の位置情報を制御するためにZigBee応用が記述されている。

患者の立場となって言うならば、Google Android搭載の院内端末に院内マップの表示と自分の位置の表示、自分の行き先と受信や検査などのするべき事の指示を出してほしい。
大きな病院だと「次に何処に行くの?」とウロウロと無駄な時間を過ごしかねない。だってそんな大きな病院はめったに行かないのだから何処に何があるのかまったくわからないのだから・・・

Google Bloggerは使いにくい

先ほど、Google BloggerとGoogleドキュメントにログインして使ったらBloggerがサーバーエラーになった。もしかして複数のログインセッションに問題があるのだろうか?
しかし、GmailとBloggerの組み合わせには問題が無かった。

本題に戻そう、このブロガーシステムだが、とっても使いにくい。
もちろん私はブログ初心者だ。自分のWebサイトは過去に自ら自宅サーバーを立ち上げて運営していたが、ブログはこの電脳網潜水が始めてだ。
なぜ、冒頭の書き込みのようにGoogleドキュメントと一緒に使ったのか。それは、GoogleDocs Writer機能をブロガーの投稿エリアに応用して欲しいと思いちょっと操作してみたのだ。
マイクロソフトのワード機能はアウトルックのメールにも使える。そんな感じで実現してほしい。

このブロガーの投稿テキストBOXは、何らかのテキストエディターで作成したテキストを流し込むと改行が思うように行かなくなる。非常に使いにくい。

それから、このブログを開設してから検索にヒットするまで非常に時間がかかった。これでは利用者が幻滅して去ってしまうかもしれない。

いろいろ改善して欲しい感じだ。

2008年4月7日月曜日

GoogleDocsからのPDF化の問題

GoogleDocsのワープロからPDFを作ると中国語フォントが指定される問題が
PDF千夜一夜ブログに掲載されている。
http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/archives/2008/04/07/#001018
この記事を参考にして日本語フォントにちゃんと対応して欲しい。> Googleさん

Nokia N810 WiMAXバージョンとGoogle Androidの可能性は?

ノキアのN810インターネット・タブレットでGoogle AndroidやLinuxが動いている。
Nokiaネットタブレット「N810」を知りたい人はこちら。
http://3gmobile.shop-pro.jp/?pid=7318644
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/10/18/008/

アンドロイドがN810で動いたそうだ。

Android on Nokia n810 (OMAP2420)

またN810ではLinuxも動く。

Nokia unveils Linux-powered N810 Internet Tablet

Nokia N810 WiMAXバージョン(4月1日のニュース、本当か?)

Nokia N810 gets long-awaited WiMAX support

嘘かと思った・・・が、

Nokiaの4月1日のプレスリリース

http://www.nokia.com/A4136001?newsid=1205374

2008年夏に出るらしい。楽しみだ。


これのNTTドコモ版は出ないのだろうか・・・欲しい気がする。iモードメールも欲しい。

LiMo と Android

LiMoとAndroidいったいどちらが長くのこるのだろうか。
個人的には、ドコモがアンドロイドを採用し、iモードまで実装されたならLiMoに参加している海外勢はきっとアンドロイドに鞍替えするような気がする。
あくまでも個人的推測だ。

Linuxを搭載したFOMAを使っているがメニューなど使いにくいのでまだまだ改良しないと競争になるのか疑問だ。確かに機能的には先を走っているがそれは時間の問題だろう。
iPhoneがあっというまに市場を獲得したようにアンドロイドも意外に早いかもしれない。

2008年4月6日日曜日

ウイルコムのAtom搭載UMPC

ウイルコムがインテルのAtom搭載のシャープ製UMPCを最初に出す模様だ。
ドコモ、UQ、ウイルコムがインテルと共にAtom採用の発表を4月2日にした。
ウイルコム向けシャープ製UMPCの姿はニュースに無いが、きっとEM・ONEαに通信機能を搭載したようなものでではないかと想像する。
期待したい搭載機能は、スキャナ機能付きの光センサー液晶ディスプレイだ。液晶画面に名刺を乗せるとスキャニングできる。指紋センサーにもなる模様だ。
昔、米国のSun microsystemsが1995年に製作した将来イメージのビデオ「STARFIRE - A Vision Of Future Computing」があり、その一つのシーンで大型液晶モニタが机の壁面とテーブル面にあり、テーブル面(液晶モニタそのもの)にスキャンしたい紙を置き、ゴシゴシと上から擦って押さえるとスキャニングされるところがあった。想像してみて欲しい。40インチから50インチもの液晶ディスプレイを2枚L型に配置してそのテーブル面がスキャナ機能付きという机だ。もちろんネットに接続されていてTV電話にもなる設定だった。この机は、ゼスチャー操作でウインドウが動くし、アプリを自由に操作できた。ということは壁面のほうの垂直の液晶ディスプレイもスキャナつまりセンサーが付いていたという設定になる。
シャープがまた未来の製品を出すのかと思うとワクワクする。

ウイルコムのUMPCは、Windows Vistaが動くので、インテル向けのLinuxなら簡単に動作させられるはず。ウイルコムの通信モジュールを制御できれば、Google Androidの移植も容易ではないかと思う。
早く、Google Androidの全ソースコードを公開しないだろうか。昔の血が騒ぐ・・・ウズウズと。

2008年4月5日土曜日

メタボ予防制度(4月から)と社会保障カード(2011年)

この4月からメタボ予防制度が始まる。そして2011年には社会保障カードが開始される見込みだ。
厚生労働省からは「社会保障カード(仮称)の基本的な構想に関する報告書について」の発表も1月にあった。メタボ予防制度では電子化フォーマットで取り扱うためのフリーソフトをどうやら配布するみたいだ。これは、「06/11/09 第3回標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会議事録」に記載されている。 社会保障カードは住民基本台帳ICカード(公的個人証明書)と同じTypeBになる模様。非接触型と接触の両用になると思われるので、Suicaのように使えるR/Wが提供されるのかは不明。
既に国民がSuicaに慣れてしまった現在では、同じ感覚で使えるのが望ましいと思う。

日本でのGoogle Healthはこのあたりからの連携が良いのではないだろうか。>グーグルJAPANさん

日本におけるEHRとの連携は厚生労働省のガイドラインが非常に厳しいので素人には無理だ。


この4月の医療関係の動向としては、点数制度の改定で5分間ルールが開始される。
概ね5分以上の診療を行わないと診療所・中小病院の点数が下がってしまうのだ。
患者が負担する3割は、500mlペットボトル・ドリンクの約1本分程度。人によっては、5分未満にして少しでも安くしたい人もいるだろうから、医者と患者の静かな駆け引きが始まるかもしれない。
収入が減収となる病院には同情するが、国も苦しい台所事情があるようなので、一国民としては複雑だ。

あと調剤薬局で処方してもらう薬だが、この4月からは処方箋に医者の署名や捺印がなければ薬局でジェネリックに変更して出せるようになる。
しかし、これまでも医者の同意があれば処方してもらえた。医者が教えてくれなくとも調剤薬局には薬の本が2種類程度は常備してあり、この本に記載している金額を見て同じ効能の薬を薬剤師と相談してピックアップできる。この情報をもって医者にお願いすれば医者は拒めない。渋るかもしれないが・・・
ただし、ジェネリックだから安いというのは間違いだ。中には新薬のほうが安価なケースもまれにある。
また、その該当するジェネリックと自分の体が合わない場合は、軽い副作用も有り得る。だから医者と相談し、変更後の経過は十分に観察すべきだ。
だから私の意見としては医者のサインが無いからといって勝手にジェネリックに変えれば安心ではないと言っておく。
勝手に変更するリスクは患者個人の負担となる。

このようなことに十分に考慮してGoogle Healthは、薬DBや利用者の評判など十分な情報を我々に提供して欲しい。

日本の広域分散ファイルシステムGfarm

日本でも広域分散ファイルシステムが開発されている。Gfarmファイルシステムというものだ。論文はこれだ。BSDライセンスのオープンソースで公開されている。

日本の商用のものとしては分散かどうかはわからないが自由に増殖可能な富士通のオーガニック・ストレージ・サービスがある。PDF資料は以下。
http://img.jp.fujitsu.com/downloads/jp/jmag/vol55-4/paper19.pdf
http://jp.fujitsu.com/group/labs/downloads/business/activities/activities-1/fujitsu-labs-organic-003.pdf

この分野では日本もなかなかがんばっている。
このような技術がSaaSの基盤にきっとなっていくはずだ。

2008年4月4日金曜日

YahooのDouglas Crockford氏「Webを修理できるか」という講演

PDF千夜一夜ブログに、YahooのDouglas Crockford氏「Webを修理できるか」という講演の記事があった。

Douglas氏の意図は何だろうか???

TCG TPMやMTMチップと電子署名技術を活用すれば安心できる環境は実現できる。

わざと怖がらせてどうしたいのか様子を見よう。

インテル Atom UMPCインターネットデバイス

IntelがAtomプロセッサとUMPC群を発表した。
これらのUMPCでGoogle Androidを搭載したら面白いかなとちょっと思ってしまった。
今は仕事はまったくの無関係なので、手を出すのはおそらく1つだけ。
もっと面白いデバイスが出るまで様子を見よう。

それにしてもどのデバイスも垢抜けていない・・・
iPhoneに人気が集中するはずだ。割り切るか、徹底的にやるかだ。 でも、使い方が分からないものは使えない。
ところで、こんな妄想も4月1日のネタとしてはうなずいてしまった。iPod touchでAndroidが動くなんてね・・・

FOMAケータイもメニューが分かりずらい。使いにくい。だからアンドロイドに期待した。
また、JavaMEの制約はストレスだらけなので、これもまたアンドロイドに期待してしまった。

もうIntel も ARMも性能が良いから、PCと同レベルのアプリが動いて当然だと思う。

今は無き、NEC PC9801と98ノートの違い

OSを移植する上でBIOSを使わないUNIX形OSはハードウェアを直接制御する。
そのため、同じ系統のPCでも動かないことがあった。

MINIXの移植で経験したのは、PC98と98ノートは以下2点に互換が無かった。
1)ブートプログラム
2)ハードディスク(98独自とIDE、テーブル構造は同じNEC独自仕様)
そういえば、PC98の後期モデルはブート少し仕様が変わっていた。手直しして作るのに苦労した。

EPSONノートと98ノートについては
1)HDDなどのチップレベルで似た仕様だが非互換だった。BIOS互換というレベルだった。
他の違いはもう覚えていない。

こんなこと他には覚えているひとはもういないだろうな・・・

2008年4月3日木曜日

NTTドコモとAndroid & iPhone

これはまったくの私見だが、NTTドコモはGoogle Androidを採用するかもしれないが、 Apple iPhoneはソフトバンクと契約するのではないかと思う。

理由は、それぞれの加入者層の違いにあると考える。
NTTドコモはKDDIにケータイ音楽で遅れを取ってはいるが、iモードや一般的な電話利用、ビジネス系に強い。らくらくフォンのように高齢者層も厚い。
ソフトバンクは学生など若い人、カジュアルな層が多い。ビジネスではドコモやKDDIにはかなわない。

そんな状況ならば、ソフトバンクは必ずApple iPhoneを獲得しようとするはず。
一方で、Apple iPhoneは日本のHW機能に追従できない。ソフトが主体な製品だ。
お互いの凸凹が上手く合致するのではないだろうか。
また、Linux採用は経験が無い。

Linuxに既に慣れているNTTドコモは同じLinux OSやJavaを採用するAndroidは馴染みやすい。
上手く開発すれば、iPhoneにも負けないと考えるだろう。
また、自ら音楽配信やビデオ配信などのサーバ・インフラ主体のビジネスはやりたいのではないだろうか。Appleに上前をはねられるのもどう思うか・・・

しかし、いったい誰が指揮するのかはさすがに考えが及ばない。

MS OpenXML(OOXML)のISO承認について

日本の標準化担当として村田氏がOpenXML報道がいい加減だとコメントを公開した。

マイクロソフトがISO化するために力を入れているのがわかる。

ODFとOpenXMLは類似のドキュメント・フォーマットとしてISO化されて世界は幸せなのだろうか?
自分は、統一して共通フォーマット化して欲しいと切望する。

NTTドコモ夏野氏への取材記事と携帯電話の理想?

4月2日にNTTドコモ夏野氏への取材記事が公開された。

私は、NTTドコモさんには、iモードメールをGoogle Androidへ技術供与されてはどうかと考える。
そうすれば世界中でプッシュ型のiモードメールが使えることになるだろう。
また、絵文字の文字コードもISOによる標準化をされてはどうだろうか。きっと皆に喜ばれると思うし、利用者もPCとの間で悩まなくて済む。変なコード変換サービスは本末転倒ではないだろうか・・・
できれば、iモード・メール自体もISO化して世界共通にしてみてはどうだろうか。

P905iTVをタッチ化してできればキーボードをEM・ONEαみたいにして、それにアンドロイドを搭載して欲しい。GPS、6軸加速度センサー、電子コンパス、ZigBee、Wi-Fiを是非搭載してほしい。
もちろんワンセグTVは見たいし、番組表から直接にスケジューラーと連動した予約録画機能が欲しい。最近はmicroSDも大容量化しているので8GB以上の対応も欲しい。

世界に日本の技術力を見せて欲しい。

SONY PS3 でグーグル同等のシステムを作ったら・・・

HadoopHypertableを使ってSONY PS3を沢山並列に設置してクラスタ化しGoogle同等の検索サイトを作ったら単位容積あたりの電力と計算能力はどちらが上だろうか?
SONY PS3はLinuxが動いている。また、医療分野でのスパーコンピュータ [Wiki]としても利用実績がある。

PS3が医療に貢献――米国スタンフォード大学の「Folding@home」提供http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0703/15/news066.html
「Cell/B.E.は標準的なPCの約10倍の処理能力を有している」とあるので通常のPCよりかなりコストパフォーマンスが良いと思われる。やはりPS3はゲーム機ではなくスパコンとして使うべきなのではないだろうか・・・ > SONYさん

PS3 LinuxでOpenMOSIXOpen Global File Systemを動かしてSaaS/ASPプラットホームにするのもいいかもしれない。SONYさん自ら実践してみてデータを公開してくれないだろうか。

そんなの個人には面白くない、「振動機能付きのPS3用コントローラDUAL SHOCK 3」がいいという諸兄には、「Motus社のDarwinコントローラー」とPS3 Linuxという組み合わせで、そのLinuxをGoogle Androidに変更することにより、高性能版Wiiのようなホームコンピュータの実現にチャレンジしてみてはどうだろうか。携帯電話のタッチパネルの代わりにDarwinコントローラを使うという考えだ。
こんなホームコンピュータならブルーレイも見れるだろうし、HDオンライン・ビデオも見れる。
これはNTTのNGNに大歓迎されそうなマシンかもしれない。

こんなの面白いと思うのは私だけ???

2008年4月2日水曜日

思い出話のついで

Linux前の話。
MINIXぐらいしか個人が自由に触れるOSが無かったとき、C JOURNALやプロセッサ、システムデザインという雑誌で木村孝道氏がMINIXをNEC PC9801デスクトップへの移植を行い連載記事を出していた。その記事は今でもファイリングして残してある。
その後、誰かがNEC PC98ノートに移植してたなあ。(笑) ノートはIDEディスク搭載でちょっと98互換ではないし、かと言ってIBM互換でもなかったなあ。
その時、EPSONノートは互換と言っていたが結局はHW互換とは言えなかったなと・・・
まあ、EPSONさんもAIソフトさんからPC98用X11ドライバソースコードを京大マイコンクラブに提供してくれたのでありがたかったです。まあ、EPSONさんが無理を言った見返りだったんだけどね。

グーグルの内部システムの解説本

Googleを支える技術 - 巨大システムの内側の世界
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4774134325/503-5347140-3126301?SubscriptionId=0GCFSWDVAQDF6YXM05R2

自分が経験してきた通信網、OS、システムやサービス事業とはずいぶんと違うものだと関心した。
検索のシステムは確かに経験していない。汎用的な設計ではナンバーワンにはなれなかったんだろうとグーグルの自社開発による割り切ったシステム開発に納得した。

その成果かどうかは知らないが、Hadoop(http://hadoop.apache.org/)がオープンソースとして出てきてヤフーが後押しをしているそうだ。
http://jp.techcrunch.com/archives/yahoo-search-wants-to-be-more-like-google-embraces-hadoop/
また、BigTableのクローンHypertable(http://www.hypertable.org/)もオープンソースとして公開されている。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080208_hypertable/

グーグルが惜しげも無く、成果を公開している企業姿勢には感服する。

しかし、Linuxの初期にタネンバウム教授とリーナスが喧嘩し、インターネットでMINIXかLinuxのどちらを指示するかを投票した頃は何もなく、X11 Windows Systemを動かすかどうかで議論していた事自体がとっても懐かしい。ちなみにその時に日本人で投票したのは確か3人だったかな。

ロボットの目(続き)

先日の「ロボットの目」の話題の続きとして以下の記事を紹介する。

「人間が困っているのがわかるロボットを作りたい」 アシモ開発チーム
http://www.nikkei.co.jp/weekend/news/20030410s164a000_10.html

「アシモ」一歩一歩22年 最新型は自分で判断
http://www.asahi.com/business/topics/TKY200803280028.html

この記事はなかなかいい。とっても応援したくなる。

2008年4月1日火曜日

万里の長城

以前に、仕事仲間と行った万里の長城。
急な坂が多く革靴では上れない・・・

昔はこれが国境だったのにね・・・

勝手にリンクさせて頂きました。

このブログの一番下にお気に入りのリンクを作りました。

乳牛日記も勝手にリンクさせていただきました。 > 乳牛さんへ

今、一番やりたいこと

今日は、一番やりたいことを話す。

我が市の地域振興のために、Googleを我が家の近所に誘致してきて、データセンターとキャンパスを作りたい。

GoogleはKDDIと海底ケーブルを新たに引くが、データセンターも日本からのアクセスのためには日本にあるべきだ。特にGoogle Healthのようなサービスを日本でやるなら日本独特の厚生労働省の要件に合致しなければならいのでサービスそのものを日本で構築すべきだ。

日本のGoogleキャンパスは渋谷のオフィスと違い広々と学校のキャンパスのようにグラウンドや体育館の施設を作りたい。
グラウンドは、まずは前面芝生でサッカーと野球が1面づつは同時にやれる広さがほしい。体育館はバスケやバレーが同時に1面づつはできる空間が欲しい。プールはスクーバ・ダイビングの講習もできる10m程度の深さのあるプールと競泳プールと2つ欲しい。飛び込みは、怖いから特に希望しない。
何で欲しいかって? 社員が使っていないときは、地域の子供たちに開放するのさ。
最近は大企業もグラウンドを売却してしまって借りれる場所が減少している・・・
日本の企業はお寒いかぎりだ。だからグーグルにお願いしたい。

また、スポーツ医療の専門性も高く、一般的な医療もできるドクターをキャンパスのドクターにして、午前中とか時間を決めて一般開放したい。
何故かって、まず日本の医療はガタガタになりつつあるので1つでも病院は誘致したいからだ。
でも本音は、スポーツ・ドクターって世間にあまりいないから・・・これで子供たちも安心できるから。

一番の本音は、勤務地が近いほうが楽だからかな。

このGoogleキャンパスには、最寄駅から自社専用の線路をキャンパスまでひいて、免税軽油で走るSLというか1/2スケールのライブスチームを走らせたい。
虹の里のロムニー鉄道みたいな機関車と客車か米国から来た日本初期の弁慶のような機関車を走らせたい。
http://www.nijinosato.com/lookaround/index.htm
http://www.youtube.com/watch?v=tUcj2P_X6Bs
一番は、虹の里のCUMBRIA号かな。
あと牧場があって、乗馬や馬車を楽しみたいものだ。ゆったりとした時間を過ごしたい。

このデータセンターとキャンパスの横にはショッピングセンターを誘致すれば、このSLがアトラクションを兼ねた交通手段になる。そのショッピングセンターには大きな本屋があると嬉しい。
アマゾンがアンテナショップを開店してくれないだろうか。

キャンパス周辺で住民が使うのは、もちろん Google Android搭載の各社のスマートフォンだ。

都市開発とまでは言わないが、是非やりたい。

4/11追記
軽油で動くSLはあるようです。