2008年4月14日月曜日

LinuxはMINIXから生まれた

記憶が確かならリーナスはMINIX上でLinuxを開発し、最初のファイルシステムはminix filesystemだった。
マイクロカーネルのMINIX上で旧構造のモノリシック構造のLinuxが作られた。
なぜか? X11ウインドウシステムが使いたいからだったと思う。
MINIXでX11の移植はしんどかったし、タネンバウム教授はGUIは不要という意見だったかと思う。
Linuxが出てきたときは日系MIXの一部の人は喜んだ。でもMINIX好きな人々はLinuxを邪道と邪険にした。困ったけどFMハッキングで迎え入れてくれた。日本でのLinuxが注目を浴びたのは、今はなきスーパーアスキーの記事とフロッピー回覧をやってからだと思う。
X11が動くオープンソースのLinuxは世間に歓迎された。
それはなぜか、丁度、GNUはツールが揃ったところだったが、カーネルだけなかったから。
GNU+Linux+X11は待ち望んだ環境に見えたのだと思う。
その時には、MINIXは開発環境として不要になっていた。(と思う。記憶があっていれば)

ところでLinuxがローダブルモジュールを搭載したのは、同じSVR4系のSunOS/Solarisを参考にしたからだと思う。最初にローダブルモジュールを搭載したのは、インテル版のSunOS4.x。MS-DOSをまねたはず。そしてSolaris2が搭載した。
ローダブルモジュールを搭載した頃から自由度が増し、特にPCMCIAを持つノートPCに移植が進んだとんだったかな。

もう大分忘れつつある話だ。

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