2008年4月14日月曜日

医療の政府動向の紹介


今後の医療の電子化を知るには以下が参考になる。 政府の大方針から順に列挙してみた。

IT新改革戦略評価専門調査会(首相官邸IT戦略本部)

1)医療評価委員会 医療評価委員会 報告書

2)電子政府評価委員会

IT新改革戦略評価専門調査会・医療評価委員会では、

座長は、國領 二郎 慶應義塾大学総合政策学部 教授と記載されている。

座長代理は、山本 隆一 東京大学大学院情報学環 准教授となっている。

内閣官房説明資料「個人自らによる健康情報の閲覧・活用の仕組み」 では、上記の図が出ている。
(1) 医療情報の取り扱いに関する事項
(2) 処方せんの電子化に関する事項
(3) 無線・モバイルを利用する際の技術的要件等に関する事項
(4) その他
医療情報化によって何を実現したいのか-国民の満足感を第一に-
医療情報ネットワーク基盤検討会委員 座長
来年度の医療評価委員会の活動について(議論用ペーパー)
1. 来年度、医療評価委員会で重点分野として取り上げたい事項
【医療情報基盤】
○ 認証基盤、国民的ポータル等のソフトインフラの整備、およびその全体最適化
○ 日本版EHR の進捗評価、およびその先の方向性
○ 社会保障カード(仮称)
【地域医療連携】
○ 地域医療の疲弊に対応する観点から、地域医療連携
【レセプト業務のBPR】
○ レセプト請求業務のBPR を推進するための、標準病名への対応
【情報の取扱】
○ 医療分野の個人情報の取り扱いに関して、厚生労働省、経済産業省、総務省等から出されているガイドラインを全体的に評価2. 実感指標による評価事項
【医療の情報化における基盤】
○ 日本版EHR のような情報環境の必要性に関する国民の意識
○ 社会保障カード等の導入や、情報の取り扱いに関するメリット・デメリットの意識
【地域医療連携】
○ 地域医療連携における医療機関の機能分化に対する国民の意識
【レセプト】
○ レセプト審査の透明性
【その他】
○ 就労者の勤務先における健康情報の活用度
○ 保険者、医療機関、保健医療関連事業者、自治体等に対するBPRの視点からの調査資料

理想まで何年かかるのだろうか興味深い。

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