この4月からメタボ予防制度が始まる。そして2011年には社会保障カードが開始される見込みだ。
厚生労働省からは「社会保障カード(仮称)の基本的な構想に関する報告書について」の発表も1月にあった。メタボ予防制度では電子化フォーマットで取り扱うためのフリーソフトをどうやら配布するみたいだ。これは、「06/11/09 第3回標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会議事録」に記載されている。 社会保障カードは住民基本台帳ICカード(公的個人証明書)と同じTypeBになる模様。非接触型と接触の両用になると思われるので、Suicaのように使えるR/Wが提供されるのかは不明。
既に国民がSuicaに慣れてしまった現在では、同じ感覚で使えるのが望ましいと思う。
日本でのGoogle Healthはこのあたりからの連携が良いのではないだろうか。>グーグルJAPANさん
日本におけるEHRとの連携は厚生労働省のガイドラインが非常に厳しいので素人には無理だ。
この4月の医療関係の動向としては、点数制度の改定で5分間ルールが開始される。
概ね5分以上の診療を行わないと診療所・中小病院の点数が下がってしまうのだ。
患者が負担する3割は、500mlペットボトル・ドリンクの約1本分程度。人によっては、5分未満にして少しでも安くしたい人もいるだろうから、医者と患者の静かな駆け引きが始まるかもしれない。
収入が減収となる病院には同情するが、国も苦しい台所事情があるようなので、一国民としては複雑だ。
あと調剤薬局で処方してもらう薬だが、この4月からは処方箋に医者の署名や捺印がなければ薬局でジェネリックに変更して出せるようになる。
しかし、これまでも医者の同意があれば処方してもらえた。医者が教えてくれなくとも調剤薬局には薬の本が2種類程度は常備してあり、この本に記載している金額を見て同じ効能の薬を薬剤師と相談してピックアップできる。この情報をもって医者にお願いすれば医者は拒めない。渋るかもしれないが・・・
ただし、ジェネリックだから安いというのは間違いだ。中には新薬のほうが安価なケースもまれにある。
また、その該当するジェネリックと自分の体が合わない場合は、軽い副作用も有り得る。だから医者と相談し、変更後の経過は十分に観察すべきだ。
だから私の意見としては医者のサインが無いからといって勝手にジェネリックに変えれば安心ではないと言っておく。
勝手に変更するリスクは患者個人の負担となる。
このようなことに十分に考慮してGoogle Healthは、薬DBや利用者の評判など十分な情報を我々に提供して欲しい。
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