日本製のXAdES長期署名ライブラリがオープンソースで公開された。
ラングエッジ社の商用ライブラリが非商用用途のためにOSS公開されたものだ。
これは、ECOMの長期署名の2007年互換性検証に合格したものだ。
ラングエッジは小さな会社だが、今後も何かやってくれそうな予感がする。研究機関の方々はソースが公開されているので安心して研究に利用できるのではないだろうか。
これは、GNU DigiDoc(OpenXAdES.org)に続いて世界で2番目のオープンソース公開だ。
# DigiDocのベンダーSK社のページもある。
このようにオープンな長期署名ライブラリがあれば、PDF、ODF,OOXMLなどの電子文書ファイルにXAdES-X-Longで押印のような電子署名を付与することにより失効情報が非公開になった将来も署名検証ができることになる。
日本の電子署名法と暗号関係の動向は以下に既に書いた。
電子署名法の動向
解読不可能なCAB(Crypto Alarm Basic:仮称)暗号方式について
長期署名と「真偽を確定する論理」
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