2008年4月2日水曜日

グーグルの内部システムの解説本

Googleを支える技術 - 巨大システムの内側の世界
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4774134325/503-5347140-3126301?SubscriptionId=0GCFSWDVAQDF6YXM05R2

自分が経験してきた通信網、OS、システムやサービス事業とはずいぶんと違うものだと関心した。
検索のシステムは確かに経験していない。汎用的な設計ではナンバーワンにはなれなかったんだろうとグーグルの自社開発による割り切ったシステム開発に納得した。

その成果かどうかは知らないが、Hadoop(http://hadoop.apache.org/)がオープンソースとして出てきてヤフーが後押しをしているそうだ。
http://jp.techcrunch.com/archives/yahoo-search-wants-to-be-more-like-google-embraces-hadoop/
また、BigTableのクローンHypertable(http://www.hypertable.org/)もオープンソースとして公開されている。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080208_hypertable/

グーグルが惜しげも無く、成果を公開している企業姿勢には感服する。

しかし、Linuxの初期にタネンバウム教授とリーナスが喧嘩し、インターネットでMINIXかLinuxのどちらを指示するかを投票した頃は何もなく、X11 Windows Systemを動かすかどうかで議論していた事自体がとっても懐かしい。ちなみにその時に日本人で投票したのは確か3人だったかな。

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