2008年5月18日日曜日

自動車の電子化

このところ、グーグル関係ばかりなのでちょっと話を変えます。

今日は忙しい活動の合間にトヨタの店からの案内で新型アルファード覗いてきました。
高級車化と共に電子化がかなり進んでいます。とてもキャンプやスキーに行く雰囲気の車でもないし最低地上高も低くなったので腹をすりそうな車だ。エスティマじゃキャンプ用品が積めない・・・。
# トヨタさんは高級車化とデブ化を一緒にしている気がする・・・中国的な感覚だ・・・

CPUが使っていそうなところは、ぱっと見て、メーター、各シート、スライドドア、ナビ連動でコーナー手前からギアを落としコーナー出口でギアを上げていくシステム、その他いろいろありそう。
おそらく数十個単位で増えているはず。そろそそ総数100個の大台になる時代なのだろうか。

自動車の車内には専用LANがあり、各モジュールが連携する。専用NAVIとATとメーターが連携している。車載センサーも沢山あり、ディスプレイに繋がる。

もう、日本車は欧州者に品質では並んだと思える時代だが、本質的に何かを忘れている。
それはユーザビリティ・・・

少し前、エスティマやアルファードが売れていた。そこにステップワゴンとセレナがデビューしたがトヨタの勢いを抑えるまではなかったが、ステップワゴンが減少し、セレナがアルファードを真似して見栄えがあがったら、安くて使いかってがよく、レジャーにもフォーマルにも使えるセレナがトップに躍り出た。
# 私はセレナはちょっと小さいのが不満だが。あえてクラスを混ぜて話を書いている。

私にとっては、エスティマはキャンプ用品が搭載できない。アルファードの容量が必要なのだが、新型アルファードはキャンプにもスキーにもダイビングにも使えそうにない・・・
サッカーチームの送迎は汚されるのが怖い・・・
冠婚葬祭や会社関係のゴルフならば乗る人は喜ぶかな。
でも、後ろで妻にふんぞり返られてもねー。。。

新型アルファードは物入れ関係が改悪した。設計者は本当に使って試したのか?
以前、某自動車メーカーがスタッドレスタイヤのサイズが出ていないのに大径タイヤのミニバンを出した。私がそのメーカーの人に雪上テストしたのと聞いたら・・・当然その冬は誰もスタッドレスどころかタイヤチェーンすら買えなかったみたいだ。

何が言いたいのかというと、
1)自動車は電子化が急に進化している
2)TPOを考えているのか疑問(利用シーンは何?)
3)ユーザビリティは何と設定して設計しているのか不明

たぶん売れるのだろう。だけど利用に制限があることに利用者は後で気づくので、利用範囲が狭まる。
そうすると市場自体がシュリンクする可能性がある。我慢はマイナスのスパイラルを引き起こす。
特に安全装備による自動運転制御は運転者の脳を停止させ下手なドライバーの育成に貢献してしまう可能性がある。

どんな製品でもそうなのだが、使いやすく、いろんなことに活用できれば市場は活性化する。使って気持ちが良く楽しいならば、皆がワクワクしていろんな使い方を試すようになる。そうするとブームがひき起こる。可能性を広げられる製品がベストだ。

# ちなみに1つ前のアルファードが愛車だ。

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