2008年5月15日木曜日

大地震で友人の心配したことがある・・・

今、中国の大地震のニュースが連日続いている。

このブログを読んでいる皆さんは大きな地震があったとき身内や友人の心配をしたことがありますか?

私は、サンフランシスコの大地震にいるときに日本に居たが海の向こうにいる友人のことが心配で、前会社の先輩に頼み込んで・・・個人的にズルをしてだが・・・私の伝言を西海岸まで通信してもらい、そこから伝言をさらに依頼して、友人の安否を確認したことがある。幸い無事だった。後に渡米したときに見た高速道路の倒壊とその修復は凄かった。

日本では、十数年前だったかな。関西の大地震のあった朝、自分は関西出張のため新幹線で向かって名古屋で足止めをされていた。最初は何で停止したのかわからず、駅の待合所のTVで大地震があったことを知った。自分が巻き込まれなかったことには安心したのだが、仕事の打ち合わせ先のお客様とは連絡が取れず、後日に電話が繋がったときに再度アポを取り、地震から一週間後に大阪の兵庫に近い地域に入った。先方のビルの内壁は斜めに裂けて中から鉄筋が曲がりはみ出ていた・・・
骨折して骨が突き出ているような感じだった。デスクトップのPCはモニターが何mか飛んだようだった。
近隣の住宅は、新しい家は大丈夫だったようだが、土壁の古い家が新しい家にもたれかかっていたのが幾つもあった。

 関西の大地震のあった当日に帰宅したら、ダイビング仲間が兵庫の友人数人の安否を心配して仲間中に連絡を取り合っていた。当然、自宅からの電話はトラフィック規制で通じない。当時はまだ公衆電話BOXがあったから友人に公衆電話BOXで電話をかけるようにアドバイスをした。
相手の電話は鳴ったがどうやら出ないらしい・・・また私のところに電話があり心配していたのが良くわかった。他の人も電話に出なかったらしい・・・
後日談でその居なかった本人に聞いたところ・・・なんと海外にダイビング旅行にその仲間数人で行っていたので皆無事だったとのこと。出ないわけだ。

いつだったかな、自宅方向でそこそこの地震があったことを仕事場で知ったとき、電話したら誰も出ないことがあり、心配したが、割と近いところに住む身内に電話したら「なんともないよ」と言われ安心したことがあった。まあ、それは心配のしすぎだったようだ。

でも、直下型の地震のときに、丁度、子供と一緒にマンションのドアを開けて外に出ようとしたときに下からの突き上げを受けて子供がマンションの共用廊下から飛ばされないかと一瞬心配して抱きしめたことがある・・・正直怖かった・・・

そんなこんなで、今自分のケータイはワンセグTV付きにした。地震や電車事故などTVニュースで確認するためだ。インターネットだとアクセスの急増で確認できない場合が多いから。

まだ、次の関東大震災や東海大地震、富士山の噴火などが心配される。
安否確認のシステムが機能すると嬉しいが実際はどうなのだろうか・・・
その時の新しいケータイはどのような仕様なのだろうか?

地震の後に大雨が降り二次災害を受ける場合もある。防水、省電力、自己発電・・・

OLPCのような無線LANのアドホック通信機能とZigBeeのアドホック通信機能などケータイ電話でも実現して欲しい機能がある。災害のときは人々でバケツリレー方式で安否メッセージをセンターに届けたい。心配する大勢のアクセスにも耐えられる回線帯域とサーバ性能があることを期待したい。
もしくは、センターから安否情報をブロードキャストし受信者がその中から該当メッセージを確認するという方式など検討する必要があるのかもしれない。個人情報保護のため何らかの暗号も必要かもしれない。

これから技術的な手立ては何があるのだろうか。

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