2008年3月21日金曜日

電波時計とPCのリアルタイムクロック

20日の書き込みをしようと文章を書いていたら、電波時計である腕時計がちょうど0時を鳴らしたのであせって投稿した。鳴り終わった頃に書き込んだので21日のブログになったかとあせったが、なんとか20日の日付になっていた。よかったよかった。そういえばグーグルのブログ表示には時刻は表示されないね。

いや本当は良くない!

編集画面で見るとなんと23:07となっている。腕時計は0:00のアラームが鳴り終えていた。(※ 後で気づいたのだが、20日はPCで書いていたので書き始めた時間が採用されているようですね。ただそれがどれだけ正しい時刻かは利用者からはわかりません。できれば投稿されるブログ記事としての採用される日時が何になるのか作成ページで表示されていると嬉しいです。)

電波時計はNICTの原子時計を基準にするUTCに電波により同期をしているので世界的にも正しい時間だ。それなのにグーグルのサーバはずれているということになる。通常はNTPで時刻を合わせるので一見すると正しい時間で動いているように思うのだが、NTPサーバの連携する段数が多いとだんだんと時刻はずれていく、これはクラスタリングされたサーバではあまりいいことではない。

自分が計画するならば、セシウム原子時計がコスト的に合わないのであれば、せめてルビジウム原子時計は導入を指示する。人によっては、GPSとタイムサーバでいいという人もいるが、その場合はタイムサーバを2系統用意させて一方をGPSと接続させ、片方を他の時刻ソース(経路の異なるもの)を使うように設計者に指示する。

以下に時刻合わせに関して面白いHPがある。

「電波時計+Clock Keeperの時刻精度の測定結果」

http://nap.dip.jp/~michi/soft/ClockKeeper/seido.html


PCの時計はいまだにRTCだ。精度も悪くWindows XPでようやくNTPが使われ始めたのだがコンシューマではまだまだ認知度は低いかと思う。MSも自社のNTPサーバを増強したようだが、この方式ではNTPサーバの提供者の負担が大きい。何故、電波時計を搭載しないのだろうか。

マキシムのDS5250チップなどは耐タンパな不揮発性機能付きクロックを持つみたいだ。これに電話時計モジュールを連動させてユーザーがPCや携帯電話などの時刻を勝手に変更できなくすべきではないかと思う。

なぜそんなことを望むかというと、迷惑メールで年月日が大幅にずれていてとっても迷惑なメールが非常に多いからだ。送信者は確信犯で意図的に日時をずらして設定し送っているはずだ。そんなことができないようにしてほしい。

内部時計はUTC世界協定時で動作させ、利用者の位置をGPS等で認識したらその土地の時刻で表示するようになれば、モバイル環境がとっても使いやすくなるはずだ。
是非、Google Androidでは時刻の正確性もテーマにして欲しい。

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