ノートPCが普及したと感じられたのは、振り返ってみると、HDDが5GB、画面がSVGA(800x600)、CPUは600MHzから800MHzを超えて満足に使える環境になったと感じられるようになり、PHSによる定額通信が火を付けた頃だったと思う。VGA相当の画面の時は人気がなかったと思う。
今、スマートフォンもSDメモリが4~8GB、画面もWVGA(800x480)程度、CPUはARMで500MHzを超えて十分使える環境になった。携帯電話での通信も定額となってきた。違うのは、GPSや加速度センサー、電子コンパスを装備してナビゲーションに使えるということだ。新しい時代なのでプラスアルファがないと利用者は飛びつかないので追加機能があるのは必須条件だと考える。
問題は、アプリで使えるメモリ容量だ。JavaMEの制約では息苦しいと感じるだろう。Google が Dalvik VMやGoogle Chromeでやろうとしていることは、その息苦しい環境からの脱却だと思える。
もう、スマートフォンのOSは、PCのOSと同等のレベルにある。そこに制限があっては使えない。JavaMEは、携帯電話以下の組み込み用途で使えば良いと思う。スマートフォンは、JavaSE相当が必要だ。直接は普及と関係無いかもしれないが、PKIの実装レベルもWindows XP/.NET Framework2.0以上のSHA-2以上が使える必要がある。
もう条件は整ってきたのだ。スマートフォンは普及するだろう。
ATOMは次の世代に期待したいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿